大丈夫かEU
今日は寒いくらいですね。暑さ寒さも彼岸迄、これからは一雨事に寒くなる季節になったことを実感します。昨晩の雨で確実に気温が下がった事を感じる今朝で、さすがに上着着用で仕事場へ向かいました。
普段はすぐにエアコンのスイッチを入れる所、今日はエアコンを使用していません。
さてここ最近のEUの動きが少しおかしいのではと気掛かりになります。ギリシャの金融支援問題、ウクライナ紛争、後進国から先進国への労働力の移動によりユーロの価値が下がる、シリアからの大量の難民がEU圏へ、そしてここに来てまさかのドイツ自動車の最大企業VWにより排ガス規制への不正発覚と続けてEUの経済に大打撃を与える事象が続いています。
EUで一人勝ちしていると云われたドイツが、排ガス規制で不正を行い多大の損害賠償をアメリカから求められたと伴にカナダや東アジヤ、そしてEU内にもこの排ガス不正問題が波及して行く勢いに加え、ドイツのVW車だけでなく他のドイツメーカーにも疑惑が向けられています。
もしこうした問題が波及すれば、ドイツ経済に取って自動車産業は骨格をなすものであり、営々と築き上げてきた信頼も失墜することになれば、ドイツは無論のこと、EU全体の経済にも大打撃を与えることは間違いないでしょう。
トヨタを抜いて売り上げ台数世界一の座を目指す為の不正だったようですが、不正を働いて迄目指すイメージはドイツやドイツもメーカーには全く無かっただけに、正直怒りよりも驚きの方が大きかったと云うのが正直な感想です。ましてやこの不正を見破ったのがトヨタ同様に日本製の排ガス検査機器だそうで何とも皮肉な気がします。
大変申し訳ないけど日本近隣の国のように日常茶飯事のごとくパクリばかりしている国で生じた問題ではないだけに、ドイツに取っても、日本同様敗戦国として戦後70年の年月を掛け築いた信頼や信用を失うことはあまりにも大きな犠牲を払う結果になるのではと危惧すら感じます。
勿論企業のごく一部の人間の仕業とは思いますが、残念ながらその影響は計り知れないものとなりそうです。
不思議ですね。もし、この問題が前述の日本近隣の諸国が起こしたら、おそらく「またか、どうしようもないな」と云った感想は抱くものの近隣諸国に迄経済的ダメージを心配することはないでしょうね。
あれだけ真面目で勤勉で努力して戦後一流国となったドイツだからこそ一体どうなるのかと心配になるのですが、日本もこの事件を肝に命じて拝金主義に走らず呉々もプライドや品格を持った企業であって欲しいと切に願うものです。