興味ある記事について
以下の記事がヤフーニュースのサイエンス版に掲載されていました。
私の専門である矯正歯科医としての見解もほぼ同じではあるのですが、口呼吸の主な原因は歯並びから起因しているということは明白です。そして最後の下りに口呼吸を治すにはという解説は、あくまでも対症療法であり、根治療法と云い難いと思います。
特に黄色人種である日本人は解剖学的に大きな歯冠部、短い歯根、溝の浅い臼の様な形態をして、穀物を食べるのに向いています。それに比べ白人種は歯冠部が小さく、歯根が長く、溝が深く肉食に向いています。いわゆる農耕民族と狩猟民族の違いが歯や顎の解剖学的にまで大きな影響を与えています。
その上にかつ白人種は鼻が高く、オトガイ隆起が発達しているために、最初から口元も調和がとれているケースが多く、黄色人種である日本人よりも、最初から口元の調和がとれているケースが多く、逆に日本人の大半はこの調和がとれていません。
すなわち、この調和がとれていないことが、無意識に口呼吸をすることに繋がるのです。調和がとれていれば、無意識下でも口は閉じていますので、自然に鼻呼吸となります。
矯正歯科ではこの調和の取れた口元を作り(口呼吸ができる根治療法)かつ、美しい歯並びと機能を回復することを目的としています。
美容の大敵で免疫疾患も…“口呼吸”は万病のもと
女性自身 10月26日(土)0時0分配信
「人間の体の構造上、口は消化器官であり飲食物の通り道であって、呼吸器官としての機能はもちあわせていません。そのため鼻で呼吸していれば起こらないような弊害が、口呼吸によっていろいろと生じてくるのです」 こう語るのは『顔と口腔の医学』西原研究所所長の西原克成先生。本来呼吸は鼻でするものだが、口で呼吸する人が最近急増中。西原先生によると口呼吸は免疫疾患やがんの原因にもなりうる、まさに万病のもとだというのだ。口呼吸で起こる主な弊害は以下の5つ。 【喉が痛くなる】【喉を通して最近やウイルスに感染しやすくなる】【免疫力の低下や異常をきたし免疫病を招きやすくなる】【口の中が乾いて細菌やウイルスが侵入しやすくなる】【口の中が乾いて、唾液による浄化機能が低下し、歯の健康が損なわれやすくなる】 鼻には4種類の大きな空洞である副鼻腔があり、その内腔はすべて呼吸粘膜で覆われていて酸素が吸収される。また、鼻孔の皮膚には鼻毛があり、鼻腔内は繊毛のある呼吸粘膜で覆われている。鼻腔に入った空気はすべて4つの副鼻腔を通って肺に入るため加温・加湿されるとともに空気が清浄化されるのだ。 「つまり鼻は優秀な加湿器・空気清浄機なのです。人体に取って有害な異物を浄化して生体を感染から守る機能も備えています。呼吸は、鼻で行うのが正しい方法なのです。喘息や花粉症の患者のほとんどは口呼吸です。花粉症だから口呼吸になるのではなく、口呼吸だから花粉症になるのです」(前出・西原先生 以下同) 自分は口呼吸でないと思っている人も多いようだが、いびきをかく、口が無意識のうちに半開きになる、朝起きたら喉が痛い人などは、口呼吸をしている可能性が高い。 「口呼吸は呼吸器系、心臓など循環器系にも負担をかけますし、いびき防止の意味でも鼻呼吸することが大切です。鼻呼吸ができている人は口がしっかり閉じていられる筋力があるので、口の周りのしわやたるみが起こりにくいのですが、口呼吸では表情筋を使う頻度が減ります。筋肉は使わないと衰えるので、目の周りのたるみ、小じわも増えていく。なにより口呼吸は老化の原因となるのです」 そのほかにも、風邪や慢性疲労からアレルギー性鼻炎などの免疫疾患、うつ病、がんの要因。そして、便秘、冷え性、頭痛などの症状を引き起こし、肌荒れ、しみ、むくみなど美容にも大きな影響が出てくると西原先生は説明する。では、口呼吸の癖を直すためにはどうすればよいのだろうか? 「口呼吸の習慣を直すには、食事中は口をきちっと閉じ、クチャクチャ音を立てないよう、鼻で呼吸をしながらゆっくりよくかみましょう。正しい呼吸法や、寝相も大切です。鼻呼吸は酸素が体の中にたくさんとり入れられるので、脳の頭の働きもよくなり頭がスッキリして、健康増進にもつながります」