大食いと歯並び | とりす歯科矯正(大人のための矯正歯科専門医のブログ)

大食いと歯並び


昨夜自宅で何気なくテレビを見ていましたら、大食いの番組をやっていました。そう言えばここ最近此の手の番組ってあまり見なくなったと思いつつ見てしまいました。

昔の大食い番組は、正直汚らしい食べ方で口に無理矢理押し込み口の回りはそれら食べ物の残りが付着していて、見るからに不快になるシーンの連続でした。そして何よりも不快感を覚えたのは、食べ物を粗末にしているという印象しか受けなかったのが此の手の番組でした。

ところがギャル曽根と云う小柄で痩せた女性の大食いの登場でそれまでの汚らしさや、粗末にしているといった印象が覆されました。彼女は本当に食べ物を味わいながら美味しそうに、かつ口元もいつも清潔にして淡々と大食いをしていました。

初めて彼女を番組で見た時は正直驚きましたし、これならテレビで放映しても不快感もなく、どの位食べられるのか?と言った興味津々で見ることが出来ました。

その彼女の登場で大食い番組も徐々にですが、余り汚ない食べ方をする参加者は少なくなってきたように思います。昨晩の番組も参加者のほとんどは、比較的綺麗な食べ方で驚くほどの大食い振りを見せていました。

それと私は矯正歯科の専門医ですのでこれら大食いの参加者の歯並びにどうしても目が言ってしまいました。面白いことにデコボコの歯並び所謂八重歯という歯並びの参加者が、一人も居なかったことに気付きました。

そして参加者のほとんどが咀嚼筋群の強さを示す顎の張りがあり、下顎骨の形態も強固であることを伺わせる口元をしていました。やはり大食いと云うからには、当然ながら咀嚼機能が重要となるわけですから、歯並びがデコボコではやはり無理がありますね。

しかし、それにしても凄まじい食欲でしたが、そんなに消化出来るのだろうかと、彼女達の消化器官に聞いて見たくなるほどでした。