旅行先でもつい | とりす歯科矯正(大人のための矯正歯科専門医のブログ)

旅行先でもつい


 先日の日曜日久々にというより今年初めて日帰りですが家内と一緒に小旅行をしてきました。

これまた数十年ぶりだと思いますが、すべて列車を使って乗り継ぎをしながらの、のんびり旅を堪能してきました。

そんな列車の中で色々な人が乗り降りするのを見ていますと、つい職業柄でしょうが、無意識に顔貌をその中でも横顔と口元に目がいってしまいます。

神奈川、都内、千葉と一都二県にまたがり、3時間余りの車中で何人くらいの人を観察できたのか?明確ではありませんが、2百人程度は観察したと思われますが、そんな中で口元の調和取れていて美しい横顔をしているなぁと思う人には結局6人しか出会えませんでした。

パーセントにすると3%程度かも知れません。矯正治療は、他の歯科治療のように痛みや違和感を取り除いて、機能を回復するのと異なり、歯並びを並び替えることによる機能を回復ではなく改善させる治療であります。

また、矯正治療は歯並びやかみ合わせがきれいになることは勿論ですし、前歯が出ていたりかみ合わせが逆だったりする場合は矯正治療により口元やプロファイル(横から見た顔だち)も美しくなります。

おそらく、私が見た横顔の美しい6名の方は矯正治療を行った方だろうと想像しますが、日本人はきれいな歯並びで横顔の調和のとれた人が極端に少ないですね。これは今や持って生まれた素材が原因と言えます。その素材とは大きな歯とその器になる小さな顎との関係です。

現代の日本人の多くは、小さな器に無理矢理大きな歯が出てくる訳ですから、歯並びはでこぼこになるか、並んだとしても上も下の歯も前方に飛び出しカッパのような口元になってしまうかの、どちらかになってしまう確率が非常に高いというのが現状です。

プロファイルが美しいということには大きな意義があり、虫歯や歯周病を予防し、全身の健康を維持するのにも大きく関わっています。