顔の中の口元の存在
顔には人間の五感が集中する場所です。視覚、嗅覚、聴覚、味覚、触覚の中で口は味覚を感じる場所です。食べるという機能に食べ物の味をたのしむと言う機能プラス喋る、そして補助的にですが呼吸と言う機能を持っています。目には見ると言う視覚、耳は聴くという聴覚、鼻には臭いを感じる嗅覚と呼吸をする機能があります。
そして、顔の皮膚には触覚の機能が存在しています。人間の身体で顔ほど機能が集中している所はありません。
こんな顔の中で一番他人が注意を注ぐ形態の部位は、目と、口元です。目に関して今やメイクやプチ整形である意味どんな風にも変えることは可能となりましたので、目を見ても皆さんそれなりに美しい目になっています。しかし、残念ながら口元に関しては、リップやメイクで対応されているようですが、調和のとれた美しい形態の口元の人は少ないというのが現実です。
昔は確かに目が美人かそうでないかの主たる判断材料であり、口元は目の次といった判断材料だった傾向があります。しかし、現在は前述の理由から、口元がその主たる判断材料となったことは間違い在りません。
口元にはその形態からだらしない、上品な、下品な、みだらな、きりっとした口元といったような表現がありますが、口元でその人のイメージを非常に上手く表す表現だと思います。
口がいつもポカン開いていればだらしないといった印象を与えるし、いつも閉じてその口元のラインが美しい曲線を描いていれば、上品な美しさを印象付けます。
この口元に大きな影響を与えているのが、口の中の歯並びであり、顎の骨なのです。これらの土台の上に口元が在ります。要するに口元は土台によってその形態が変化するということです。口元の美しい調和を得るにはこの土台が良くなければ調和は得られないのです。
これは単に形態だけが美しいのではなく、その機能も美しい形態であればより効率的で、永くその機能を維持する事が可能となるのです。すなわち、美しく健康でいることができるということです。
逆に口元の形態に問題があれば、美しくないだけでなく、機能的にも問題が生じその機能も長持ちしないといことになります。美容や審美的な観点からばかり口元を見る傾向にありますが、実は健康にそしてその予防にも大きな影響を及ぼしているのです。
この問題のある口元を歯並びや顎を矯正治療で治すことで、劇的に調和のとれた口元に変化します。だだし、単に歯並びを並べるだけの矯正治療ではなく、口元の調和を考慮し、かつ虫歯や歯周病予防そして全身の健康とその予防にまで配慮した治療方針を持つ認定矯正歯科専門医に相談することです。