矯正治療とその治療費 | とりす歯科矯正(大人のための矯正歯科専門医のブログ)

矯正治療とその治療費

 一般的に日本では矯正治療費は高価だという印象が強いように思われます。矯正治療費は、通常矯正専門医であれば100万前後の費用が掛るのは普通です。ただ、日本において矯正治療を実際に行なうは、認定矯正歯科専門医、認定医、一般歯科医の3つに大別される歯科医です。

この中で認定専門矯正歯科医は臨床試験の合格者であり、臨床能力を担保されているという保証を得た歯科医と言えます。そして認定医は大学の矯正学教室に在籍年数が3年以上で実質書類審査程度の試験に合格し、その後研鑽を重ね次のステップの認定矯正歯科専門医の臨床試験の申請資格を有する歯科医です。そして次が一般歯科と呼ばれる歯科医で基本的に矯正学の研鑽を矯正専門医の指導者に師事して学んだという経験はなく、実習講演などを受講している程度で、実際に臨床試験を受ける申請資格も無い歯科医がほとんどです。

現在日本において、この3種類の歯科医が実際に矯正治療に携わっていると云えます。臨床能力に問題ないと言われる認定矯正歯科専門医は全国で200名強、次の認定医は2500名、その次の一般歯科医は2万人以上といわれています。大きく分け3つに大別される矯正治療に携わる歯科医は当然ながら治療費もある意味千差万別といえるほどバラバラです。

そんな中で矯正治療の目的は、機能(咀嚼、発音)の改善。口元の調和を取り、美しい笑顔をすると同時に、改善した機能を永く維持できる口腔内環境に変え、身体の健康とその予防に大きく影響を与えるということです。

臨床能力を有する認定矯正専門医による治療であるか、そうでない治療であるかは、当然結果が異なるわけですから、その治療費の価値も全く異なるものとなります。