先日、コーセー様が甘草の根から抽出した

油溶性の「グリチルレチン酸ステアリルSW」で

新しく美白効果の承認を取得されました。

 

 

 [参考:コーセー様プレスリリース]

 

 

甘草をはじめ多くの植物原料を取り扱う丸善製薬様と

10年以上この成分の共同研究をされていて

30名12週間の連用テストでは

肌の赤みや色ムラの低下、明るさや透明感の

向上が顕著だったそうです。

 

 

作用機序は紫外線などの刺激で生じる

炎症性因子の1つPGE2(プロスタグランジンE2)や

メラニンを増やす酵素(チロシナーゼ)の活性を抑制し

色素沈着防止や優れた美白効果が期待されるそうです。

 

 

甘草(カンゾウ)は漢方で広く用いられる薬用植物ですが、

化粧品では「甘草由来成分」と一口に言っても

例えば化粧水によく配合される

水溶性の「グリチルリチン酸2K」や

クリーム系に多い油溶性の

「グリチルレチン酸ステアリル」といった具合に

根・葉・茎のどこから抽出したかや

油溶性、水溶性、誘導体など多種多様で

その作用も違ってまいります。

 

 

美白やシワ改善などの有効成分の新規取得には

大変な労力と費用がかかるので

大手様でないと難しいのですが、

最近人気の「ナイアシンアミド」をはじめ

昔からある原料で新しい有効性が

新たに発見されて認められることは

「地味だけどやっぱり凄かったビックリマーク」と

個人的にはとても好ましく思います絵文字

 

 

当社製品では油溶性の甘草由来原料として

甘草に含まれる美白成分「グラブリジン」の

純度を上げた「カンゾウ根エキス」をセラフィムに、

炎症を防ぐ作用が高い「グリチルレチン酸ステアリル」と

「甘草フラボノイド」を天使の聖油に配合しています。

 

 

 

 

美白は謳うことはできませんが

2つの製品とも肌を美しく導き保つことに

とても長けていると自負しております絵文字

 

 

今後ともただ流行っている成分ではなく、

真に有用性の高い成分を配合した化粧品を

お届けしてまいりたいと思っておりますクローバー

 

 

今日も皆さんに素敵な笑顔がふりそそぎますようにキャメロン&ガブリエル♪