雨で高速は通行止めだった。(Aug. 30, 2024) | 微睡のブログ〜八ヶ岳南麓から〜

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八ヶ岳南麓、北杜市長坂町小荒間に在住。ときどき仕事をしながら、読書、音楽鑑賞、カメラ撮影、オートバイツーリングなどの趣味を楽しんでいます。

8月30日(金)

 8時起床。曇り。気温21度。体重75.5キロ。

 

 

 10時家を出る。八王子の息子のマンションが――息子家族の住まうフラットが水害に遭ったのでは助けに行くのだ。長坂インターから中央高速。青空が見られる。車は空いていて順調だ。しかし上野原ー八王子間雨で通行止めと電光掲示板に赤い文字が出ている。次第に雲行きがあやしくなる。一縷の望みを抱いていたが、上野原インターから先は通行止めになっていた。国道20号で行くしかない。インターを出るとすぐ渋滞が始まった。国道20号までの1キロ余りだが嫌な予感。20号も渋滞しているのではないか。国道に出て上野原市街は問題なくふつうに走れていたが、藤野駅の3、4キロ手前で渋滞が始まり、次いでひどい吹き降りになった。車はほとんど動かない。豪を煮やしてUターンする車がある。われわれも引き返した方がよいのではないか。しかし孫が心配なK子行くつもりなのである。電車で行くという。走っているようだから。しかし藤野駅はもう目と鼻の先だが、どれだけ時間がかかるかわからない。乗るとしたら上野原駅にもどったほうがよいだろう。渋滞していた車列が2メートルほど動くと、左にある建物に入るところがあったのでそこでUターンした。上野原は生まれ育った場所で、八王子は結婚後長く住んでいた場所なので裏道はいくつか知っている。正月休みお盆など中央道や甲州街道が渋滞しているときはいつも裏道を走るのだが、さすがにこの吹き降りでは怖くて山道は走れない。やはり今日は引き返したほうがよいと説得を試みたが、K子も迷いながらも意志は固い。上野原駅へ向かう。あれも忘れた、これも忘れた、用意していたのに、という。落ち着いているようでK子もだいぶテンパっていたのだ。上野原駅に着いた時には12時半を過ぎていた。駅近くのスーパーでおにぎりなどを買ってK子に持たせる。彼女の乗る電車が出発するまでスーパーの駐車場で見届けてから帰途につく。

 

 中央道下りはガラガラだった。笹子トンネルまで曇っており白雲が低く山々を包んでいたが、笹子トンネルを抜けると甲府盆地は晴れていた。梅雨の晴れ間のように陽の光がまぶしい。まっすぐ家に帰るつもりだったが、甲府のブックオフに寄ることにした。K子に申し訳ない気がしたが、探している本があり、いずれにしても近いうちに一度行くつもりだったのだ。笛吹市と中央市、2つのブックオフを覗いたが探している本はなかった。以前ならば買ったであろう本を手に取ったものの買わなかった。本はもう極力買わないことに決めているからだが、自分の書庫にある大量の本を読むことを優先すべきだからだ。

 

 

 4時に帰宅。猫たちに餌をやり、キアゲハの幼虫に庭で摘んだウイキョウを与える。

 ひどく疲れを覚えソファで居眠り。

 簡単に夕食をすませる。いつもならば映画の時間だが観る気になれない。ようやく落ち着きましたと、夕食を食べる息子と孫の写真をK子が送ってきた。

 10時過ぎようやく読書する気になり、佐藤垢石を3編、モンテーニュ『随想録』第1巻第11章、第12章を読む。

 息子が昨日撮影した水浸しの室内の写真を送ってきた。息子の住むマンションの名義はぼくとK子にあり、火災保険も払っているので、明日は保険会社に水害被害の状況を伝えなければならない。