カフカ『アメリカ』を読了(Jul. 6, 2024) | 微睡のブログ〜八ヶ岳南麓から〜

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八ヶ岳南麓、北杜市長坂町小荒間に在住。ときどき仕事をしながら、読書、音楽鑑賞、カメラ撮影、オートバイツーリングなどの趣味を楽しんでいます。

7月6日(土)

 7時20分起床。薄曇り。気温23度。体重74.5キロ。

 

 

 ベッドで書いている。今日中にカフカの『アメリカ』を読んでしまおうと、現在11時40分だが、15分前までがんばっていたからである。夕食後は最近いつも『Bosch』を観ているのだが、K子が早くに脱落したので『アメリカ』を読み切る時間ができた。K子の脱落は無理もない。6時からの早朝いちご摘みアルバイトに行ってたからである。

 

 

 今日は荒れ模様の天候だった。雨が降るかと思えば、午後は冷たい強風が吹いた。ウッドデッキはときに体が冷えることもあったがさわやかで、朝から『アメリカ』を読んでいた。

 解説を読むとやはり思った通りディケンズの影響代で、さまざまな苦難に遭ってもうへこたれず前向きな主人公はディケンズの主人公たちと同じである。当然ピカレスクロマン(悪漢小説)の伝統も背景にあるだろう。カフカは恐ろしく孤独だが、ある意味タフだと思う。

 

 昨日書き忘れたが合歓木が咲いているのが見られるようになった。ノカンゾウも。