深夜の訪問者(Jul. 2, 2024) | 微睡のブログ〜八ヶ岳南麓から〜

微睡のブログ〜八ヶ岳南麓から〜

八ヶ岳南麓、北杜市長坂町小荒間に在住。ときどき仕事をしながら、読書、音楽鑑賞、カメラ撮影、オートバイツーリングなどの趣味を楽しんでいます。

7月2日(火)

 7時40分起床。快晴。気温20度。体重75.5キロ。

 昨日庭に仕掛けておいたトレイルカメラをチェックすると、深夜ノラネコのモノクロとタヌキの訪問があった。タヌキは先日昼にやってきたのと同じ個体だろうか。痩せて情けない姿だったが丸々と肥えているように見えた。

 

 

 8時45分K子をイチゴファームまで送る。富士山が霞んで見えた。

 

 

 カフカの『アメリカ』を読みはじめる。正しい印象かどうかわからないけれどもディケンズ的なものが感じられる。カフカはカフカであって、他の作家を彷彿とさせるといっても意味がないのかも知れないが、やはり文学の伝統の中にあることに、何というか、安堵のような気持ちを覚える。

 昼が近くなると雲が広がり涼しくなってきた。

 午後はトレイルカメラで庭を訪れるキジバトやスズメを撮影しながら読書を続ける。『アメリカ』の第1章を読み終えて、3時45分K子を迎えに行く。K子は帰宅すると着替えてMさんと喫茶するのだと、自分で運転してナイスタイムカフェへ。ぼくはだいぶ涼しくなったウッドデッキでカフカの短編を読む。夜の森のワイルドライフを撮影しようと思いトレイルカメラを櫟の幹にくくりつける。

 

 

 5時半K子帰宅。楽しかったようだ。Mさんは6日に渡仏、巡礼の旅をするのだという。

 夕食後『Bosch 7』を観る。K子はビールを飲んだので途中で眠ってしまった。