すれ違う人たちの頭髪は濃い青紫色だった。(Apr. 4, 2024) | 微睡のブログ〜八ヶ岳南麓から〜

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八ヶ岳南麓、北杜市長坂町小荒間に在住。ときどき仕事をしながら、読書、音楽鑑賞、カメラ撮影、オートバイツーリングなどの趣味を楽しんでいます。

4月4日(木)

 7時起床。薄曇り。気温9度。体重72.9キロ。

 今日は富士見高原病院の泌尿器科と眼科の予約があり、10時半K子に小淵沢駅まで送ってもらう。車ならば病院まで25分、ずっと早く便利なのだが、眼底検査のために瞳孔を開く薬を点滴するので車の運転ができないのである。なにしろ3、4時間は瞳孔が開きっぱなしなので眩しくてならないのである。

 電車に乗るのは久しぶりだ。電車は意外にも乗客が多かった。まだ春休みということか。小淵沢の次が信濃境、そして富士見。たった2駅では物足りない。

 

 

 富士見駅から高原病院までは徒歩で8分ほどの距離だが、ゆるやかな上り坂が今のぼくには辛い。足腰のリハビリを怠っていることを思い知る。途中尿意をもよおしたが何とか耐えられた。

 

 

 泌尿器科ではます採尿を求められる。その後下腹部のレントゲン撮影。20分ほど待たされて診察。前回とは別の医師だ。曜日ごとの担当医師の名前の欄に信州大とあったから、信州大と契約して医師を派遣してもらっているのだろう。若い医師だ。胸の名札を見せて自己紹介をする。前回の医師もしていた。前回の尿には細菌があったが今回は除菌されている。膀胱炎だったのでしょう。もう大丈夫ですよであっけなく診断は終了した。

 

 

 病院の外に食事に行くのが面倒になり、病院内の売店でおにぎりなどを買って昼食はすます。眼科の予約は2時なので2時間近く待ち時間がある。受付で病院のWi-Fiパスワードを申請する。待合室ではなく、ソファや書棚などがある休憩室のような部屋があったのでiPadで読書する。ぼく以外誰もおらず入っても来なかったので落ち着いて読書ができた。寺田寅彦と国枝史郎を読む。

 予約の時間が近づいたので眼科へ行く。椅子に座って待っていると看護師がきて医師の到着が遅れているという。診断の前に眼球に空気を吹き付ける検査、視力検査があり、瞳孔を開く薬を点滴される。

 眼科の医師は若い女医。山梨大とあった。開いた瞳孔に眩しく光を照射し、上見て、右見て、下見て、左見てと指示し、眼球内を見る。こちらも問題なしであった。

 富士見駅まで歩く。瞳が開いているので眩しい。すれ違う人の頭髪がまるで染めたように濃い青紫に見える。

 予定では小淵沢から小海線に乗り換えて甲斐小泉駅から家まで歩こうと思っていたが、乗り換えの待ち時間がかなりあるのでK子に小淵沢駅まで迎えにきてもらった。

 ひどく疲れを覚えソファで仮眠。

 夕食後『警部ジョージ・ジェントリー』第1話を観る。