1月15日(月)
8時起床。晴れ。気温2度。体重72.1 キロ。
昨日は冷え込んだので、今日は寒いほどお得フェアで30%の割引になるにちがいない、清里のロックでカレーを食べようと予定していたが、案に相違して気温が下がらず10%の割引にとどまった。10%ではロックのカレーは美味しいが旨味がない。捲土重来は大袈裟だが又の日に期することにした。
明後日の文学講座の教材の印刷を始めた。両面で40ページ。昨年買い替えたプリンターはインクの大容量を誇り、大量の印刷をしてもインクが目立って減る様子もなく頼もしいが、難をいえば、両面印刷ということもあるのだろうか、印刷が遅いことである。まるで狐疑逡巡しているように、途方に暮れたように、長いこと印刷が止まってしまうことがある。それでも印刷が再開してくれればよいのだが、印刷が途中で止まってしまうことがときにあるので困る。だからいざという時に慌てないように２日前から印刷をしている。終日かかるだろう。
昼は買い物があり外食することにした。ロックのカレーが食べられなかったことが残念だ。ラーメンを食べることにした。前回１人で行きなかなかよかった店である。女将さんが少し無愛想だが無駄なお愛想がないだけで、そういうものだと慣れて仕舞えば問題ないだろう。Ｋ子は支那そばと鶏チャーシュー、ぼくは他の店でいうところのチャーシュー麺（この店では豚何とかとメニューにあった）を頼む。スープは鰹出汁が効いている。会計が終わった後、ぼくが店を出ようとすると、ポイントカードがあるんですかとＫ子がいう声が聞こえた。助手席に乗り込んできたＫ子が、ほんとうに無愛想ね、聞かなければポイントカードのことも教えてくれないという。でも、まあ、それほど不快というわけではないわ。Ｋ子はこの店のラーメンが気に入ったのだ。
よってけしーで野菜、ワタナベで肉と野菜、綿半で野鳥のためのひまわりの種と外猫モノクロのための固形キャットフード、サンロードですぐに吐いてしまうモカのために吐き戻し軽減固形キャットフードなどを買う。
食事や買い物で２時間以上かかったにちがいない。帰宅するとプリンターはサボっていたのか言いつけた仕事はまだ終わってなかった。
部屋が暖かいので久生十蘭「キャラコさん」を読んでいたが居眠り。夕食後にも「キャラコさん」を読む。戦時中十蘭は大政翼賛会で仕事をしていたようだし、小説にはそのような背景が匂うが、キャラコさんと呼ばれ愛される剛子（つよこ）のキャラクターは読者も愛さずにはいられない。