9月11日月曜日。7時半起床。曇り→晴れ。気温20度。
K子は苺摘みアルバイト。
朝食後はリハビリの自主訓練。今日も肩の筋肉が痛い。
マルクス・アウレーリウス『自省録』第9巻、第10巻を読む。第10巻にはぼくのもっとも好きな一節のひとつがある。
「君に残された時は短い。山奥にいるように生きよ。至るところで宇宙都市の一員のごとく生きるならば、ここにいようとかしこにいようとなんのちがいもないのだ。真に自然にかなった生活をしている人間というものを人びとに見せてやれ。観察させてやれ。もし彼らに君が我慢ならないなら、彼らをして君を殺させるがよい。彼らのように生きるよりはそのほうがましだから。」
—『マルクス・アウレーリウス 自省録 (岩波文庫)』神谷 美恵子訳
「山奥にいるように生きよ」とはどのような生き方か。「真に自然にかなった生活」を送ることのようだ。しかし、これは人里離れた場所で自給自足生活をすべきだということではない。アウレーリウスにとって人間はあくまでも宇宙都市、国家の一員なのである。下手な説明は誤解を生むだけなのでこれ以上の説明は避ける。どのように生きるべきか、それをこれからも考えていきたい。
昼食後K子は眠るという。ぼくはしばらく足が遠のいていたが八ヶ岳文化村のぼくの書庫の片付けに行く。今日はOxford English DictionaryやBritanicaなどを大きく分厚く巻数も多い辞書や百科事典を部屋の隅に積み上げた。辞書や百科事典は手元にあってこそ活きるものだ。それを場所塞ぎだと片付けなければならないとは悲しくなる。全集では『横光利一全集』をおおきな金庫の上に積み上げた。校長先生の部屋だったというが何が入っていたのだろう。
夕食後はAmazonプライムでアイスランドのミステリーを観はじめたが、あまり入り込めなかった。女刑事が個人的な問題を抱えすぎているので事件が疎かになるのだ。

