クリスマスの朝は大寝坊(Dec.25,2021) | 微睡のブログ〜八ヶ岳南麓から〜

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八ヶ岳南麓、北杜市長坂町小荒間に在住。ときどき仕事をしながら、読書、音楽鑑賞、カメラ撮影、オートバイツーリングなどの趣味を楽しんでいます。

 

 寒い季節になると風呂は2日にいっぺんになる。体は温めたほうがよいが、風呂場はオイルヒーターをつけていても寒く、服を脱ぐのが億劫になる。お風呂は夕食後になるが、腹がくちくなり暖かい部屋でまったりくつろいでいるときだから尚更億劫だ。よく行っていた温泉もコロナ禍以来足が遠のいている。

 クリスマスの朝大寝坊したのはしかし、前夜風呂に入ったからだ。体を温めるとよく眠れる。K子も大寝坊したが、いつものように明け方目覚めるということもなかったようだ。クリスマスの朝に大寝坊は乙なものだ。

 

 雪を伴う寒波の襲来が迫っているようだが、今日は比較的温かい1日だった。今日初めての食事、昼食をすませると買物に出た。K子は家でケーキを焼いているという。

 白州のケルンへコーヒー豆を買いに行く途中、久しぶりに野猿の群れに遭遇。子猿もいた。落ち着いてガードの上に座っているのでよい写真が撮れると思ったが、カメラを向けると逃げてしまう。

 

 

 

 コーヒー豆を買った後は、綿半へ行き野鳥たちのためにひまわりの種、猫たちのために好物のにゅるにゅーるを買う。猫たちはもちろんだが、野鳥たちにも責任を感じる。個体の識別はできないが、みな常連たちにちがいないからだ。

 

 帰宅後K子が焼いたレモンケーキを食べる。素朴な味のケーキだ。美味しかった。

 

 文学講座のチラシを作成する。手前味噌だが作るたびに洗練されていく。

 

 夕食は豆乳鍋。食べながら、英国ミステリーではなく、久しぶりにWOWOWで映画『命をかけた伝令』を観る。原題は’1917’。説明的な邦題がひっかるが、映画はよかった。ある意味第二次世界大戦よりも悲惨だった第一次世界大戦(あらゆる戦争は悲惨だが)、その塹壕戦の悲惨さ残酷さが伝わってこないのが残念だが、伝令の英雄的行為を描こうというのだから仕方ないか。映画で歌われるアメリカのフォークソング(アイルランドに由来するか)I'm a poor wayfaring strangerはジョニー・キャッシュなども歌っているが心に刺さる曲だ。主人公を演じた男優はキンクスの伝記映画にも出るという耳寄りの情報も得たが、キンクスのファンとしては見逃せない。