穏やかな秋の1日。9時にK子を駅に送った後は一人留守番をする。午後はズームミーティング。
午前中は久しぶりに山田詠美を読む。『放課後の音符(キーノート)』。ぼくとは性別も年齢も違う女子高校生が主人公。彼女たちのことがわかったとはいうまい。しかし、青春を生きる彼女たちは、不安を抱えながら、芯が揺るがない。
午後のズームミーティングではよくしゃべったので喉が枯れた。最初にしてはまあまあ。
ミーティング終了後は小淵沢へパンを買いに行き、その足で井戸尻遺跡へ。陽は山の端に沈んだ後だったが、赤ソバの花がきれいだった。
夕食の買物をし、一度家に帰り、K子を駅に迎えに行く。
K子が2階の部屋で電話をかけている。笑い声が聞こえる。後で聞けば妹と話していたのだという。久しぶりの会話だったようだが、2人の兄が入院したと知らせてきたようだ。