今朝も寝坊してしまった。春眠暁を覚えずといった洒落たものではなく、夜ふかしをして寝坊しただけである。
昼食は前からの予定でちらし寿司にしようと買物に出かけた。わが家の庭のこぶしも白い花が茶色く朽ち始めたが、林や森の中で幻想的に咲いていたこぶしも見られなくなった。桜も同様である。もう散ってしまった木もあり、まだ雲のように花をつけている木も、城だけでなく枝などの茶色が目立つようになった。
ちらし寿司の食材を買うついでに野鳥のためにひまわりの種を買いに行ったが、求める種はなかった。しかたなく粟などが主な野鳥の撒餌を買ったが、もうリストランテ・トリノの店じまいの日が近づいたことを思い知る。そういえば朝K子が庭にカエルがいたといっていた。野鳥たちも寒い時のように焦っていないように見える。
午後4時過ぎ、外の方が暖かいと言われて、庭に椅子を出して読書した。風は少し冷たかったが、陽はぽかぽか暖かかった。しかし、陽が傾いて日陰になるともう寒くて耐えられなかった。今夜もストーブが要るなと思った。