コロナウイルスの影響を受けて
介護施設への出張仕事が無くなってしまいました・・・ (=_=)
お陰で本来出張に出かけるはずだった曜日にはほぼ釣りに出かけている俺です (^^;)
とは言っても本流のルアーがイマイチだと噂で聞いていますので、
もっぱらエサを使った穴釣りでお茶を濁している程度ですが。。。
穴釣りって??
と仰る方のために超簡単に説明させて頂きますと・・・・。
海でよく見かけるテトラポット同士の隙間を「穴」と呼んでおります。
その穴の奥底にはガシラ(カサゴ)などの美味しい魚が潜んでいるわけでありまして。。
そこを狙って釣り糸を落とし込んで釣る方法を「穴釣り」といいます。。
穴釣りは単純な仕掛けで、どんなエサでも喰わせることが出来る楽しい釣りです。
オマケに底物の魚は美味しい魚が多いのでそれも魅力の一つと言えるかも知れません。
それにテトラを昇ったり降りたりと動き回るので、運動不足な俺にピッタリ・・・かも (笑)
先日も老母をデイサービスに送り出してからお馴染みの釣り場へと向かいました。
急激な冷え込みで魚の食いも渋かったのですがなんとか家族分の魚をGETした所で、
ついうっかりとして竿先をテトラに挟んで折ってしまいました・・・・(?_?)
古い竿なので修理しながら使ってきたのですが、もうここらが潮時かも・・・。
と言うわけで、修理はせずに廃棄とすることに決定しました。。
さっそく新しい穴釣り竿をNETであれこれ物色していると
「自作穴釣りロッド」と銘打ったタイトルがゾロゾロと出て来ます。。。
考えてみれば使わなくなった竿を利用して作り替えるだけだし、
手間もお金も掛からないのはとっても魅力的のような (笑)
そんなこんなで新しいロッドを購入するのは止めにして自作することに決定!!
ずっと以前に不用になったからと譲られたメバリングロッドがそのままになっていたので、
それを使うことにします。
メバリングの竿は穴釣り用にリメイクするには一番適しているように思われます。
竿先がしなやかで、バット(根元部分)がしっかりとしている点など穴釣り用にピッタリです。
ルアーや竿の工作に欠かせないのがミニルーターです。
ビットと呼ばれる先端のパーツを交換することで穴空け、切断、磨き、など
いろいろな用途に使えるので非常に助かります。
今回の工作もこれ1本でOKでしょう。。
穴釣り竿はせいぜい1メートル前後の短い竿なので、
まず竿先部分を1ガイド分カットします。
切り取ったトップガイドは切り落とした後の先端に付け替えるので穴を空け直します。
ここでルーターのビットをドリルに替えます。
切断した竿の2番ガイドを外して穴を大きく空け直したトップガイドを接着します。
次はグリップ本体部分の改造に取り掛かります。。
携帯しやすさを考慮して元の竿と同様に2ピース仕様にしたいので、
接続部分をそのまま生かすようにルーターで切断することにします。
さらに短く切断して、先ほど切り離した接続部分をここに差し込んで接着します。
接着強度抜群のエポキシボンドを試用しますが、
より接着効果を高めるためにルーターで軽く傷を付けて行きます。
エポキシボンドはA剤とB剤を混ぜ合わせることで効力を発揮するので
それぞれ適量出したものをよ~く混ぜて行きます。。
グネグネグネ
ネチャネチャネチャ
良く混ざって白っぽくなってきたところで接着する場所にタップリと塗り込んで行きます。
5分硬化タイプですが3~4分もすると粘度が増してくるのでゆっくり作業していられません。
塗り残しの無いように確認してからしっかりと奥まで差し込んで固定させるのですが、
はみ出てきたボンドが固まる前にヘラを使って見栄えの良いように綺麗に馴染ませます。
接着面が指で触ってもベタ付かないようになったら硬化完了です。
完全に硬化するにはさらに数時間必要ですが、
ここまで硬化すれば取り敢えず問題ありません。
さっそく竿先部分を接続して全体の調子を見てみます。。。。
なかなか良い感じに出来上がりました。
工作時間は1時間も掛からなかったようですし (^_^)v
この新しい竿を使って穴釣りをする日が楽しみですね~~~(笑)
来週の休みには今期最終のマス釣りに出かける予定なので、
新穴釣りロッドのデビュー戦は再来週に持ち越しになるかもです。。。
以上今回は工作レポートでした!! (^O^)
-追記-
11月分のブログにその後の使用感とともに、
さらに改良を加えて完成した姿を載せてあります。
是非ご覧下さいね~