90歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~ -617ページ目

90歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

風景写真に魅せられた後期高齢者が、時には車中泊を織り交ぜながら撮影を楽しむ様子です。
                       
                       








                        

中秋の名月と彼岸花

 

 大分以前から撮ってみたいと思っていることがあるんじゃよ。

 

 それは先日も撮影したあのダム湖で、月の昇る風景を撮影したいのじゃ。

 

 ここに月が昇る風景を撮りたいのじゃがのう。 

  それには次のような条件を満たした画像にしたいんじゃ。

 

 ①左右の山が落ち込んだあの狭間のど真ん中から月が出現すること。

 

 ②周辺の景色に明るみが残っている時間帯に月が出ること。

 

 この条件にぴったりの日が実は9月30日じゃったんじゃよ。

 

 ところがその日は肝心の空がどんより曇ってしまってのう。お月様なぞまるで見えやしなかったんじゃ。

 

 そして明くれば10月1日じゃ。

 

 何としてもまだあきらめられなくてのう。

 

 またのこのこ出掛けてみたんじゃよ。

 

 しかしこの日は昨日に比べて月の出時刻が30分前後も遅いんじゃよ。

 

 そうなると日没時間はとうに過ぎてしまって、月の出るころは周りは真っ暗じゃ。

 

 暗闇の中に月だけポツンと浮かんでいてもサマにならぬからのう(これは人それぞれ)。

 

 しかもじゃ。1日違うだけで月の出現位置がかなりずれてしまうんじゃよ。

 

 ということはあの谷間からお出ましになってくれないということじゃ。

 

 そんなことが分かっていながら、それでもとにかく撮ってみたいというあきらめの悪さえーん

 

  ところが行ってみてがっかりした。

 

 西南北は雲一つない上天気なのに、肝心の東だけがこの雲じゃ。

 

 何たることじゃ。

 

 こうなったら破れかぶれじゃ。今夜はとことん居座ってやるぞえ。

 

 時間はまだ早い。

 

 月の出までの時間を利用して、先日も撮った彼岸花でも撮っておくか。

 

 

 三日見ぬ間の桜かななどと言うが、彼岸花とて同じじゃ。

 

 先日来た時と比べると大違い。大分白茶けて来てしまったものがあるから、アップの撮影は耐えられぬわい。人間も同じじゃけどのうショボーン

 

 

 相変わらず曇っているのう。 

 昨日ならあの谷間から出てくれたのじゃが、一日ズレただけで今夜はずっーと左寄りから出てしまうのじゃ。

 

 今回は真ん中からの月はあきらめなざるを得ないわい。

 

 その代わりせっかく彼岸花が咲いているんじゃ。彼岸花と月のコラボも面白いかも。

 

  しかしそのころには真っ暗闇じゃ。彼岸花が果たして写るかのう。

 

 

 今お出ましになると一番いい時間帯なのじゃが。

 

 

 前に高い山があるため、公式の月の出時刻より、さらに30分遅れてお出ましじゃ。

 

 今夜は中秋の名月らしいのう。

 

 しかしこの時間じゃあ真っ暗闇の中に月が写るだけじゃ。何の愛想もないわい。

 

 月の道が出来てきた。

 

 

 月の道を利用して、彼岸花を浮かび上がらせてみた。

 

 

 

 月光が湖面を煌々と照らし出す。

 

 何とか彼岸花が写ったわい。

 

 ハーフNDの2枚重ねじゃ。

 

 

 

 月は時間の経過とともに斜め上方へ昇って行くから、最初は左の山から出て来てもこの時間になるとちょうど谷間のど真ん中へ来てくれたわい。

 

 月が高く昇りすぎているのは気に食わぬが、一応、念願がかなったぞえ。

 

 おまけに彼岸花とのコラボじゃわい。

 

 ということでこれが自己満足の一枚ということにしておこうかのう。

 

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