前回のつづき
星空撮影教室
夕焼けを撮り終わったあと、しばらくは眠ったのじゃろうか…。
車の音でふと目が覚めた。
外を見ると件の星空カメラマンがカメラ機材を背負い、ヘッドランプを点けて歩いている。
ワシも早速後をついて行って、その撮影ぶりを見せてもらったわい。
見ていると、桜を前後左右あるいは下からライトを当てたり消したりしていろいろ試し撮りしているようじゃ。
「もうしばらくすると、あの大三角形の辺りに天の川が上がってきますよ」
シャッターを押しながら「先生」は言うのじゃ。
それじゃあワシも見様見真似でやってみるかのう。
「先生」とは別の桜の前に三脚を立てて写して見た。
こりゃあちょいとばかり光が強すぎて不自然じゃのう。
もう少し遠くから光を当てるといいのかもしれないが、周辺にまで光が届いてしまい、「先生」に迷惑がかかるからのう。
かといって露出時間を減らせば今度は星が写らなくなってしまうしのう。
こりゃあむつかしいわい!
おまけにピンボケ写真ばかりじゃ~😫
北斗七星を写したつもりなのじゃが、どこにあるのか分かりゃあしないわい。
上の画像の大三角の間ぐらいに天の川があるというのじゃが、ワシにはよく分からないわい。
ひょっとするとぼんやりと薄雲のように見えるのがソレかのう。
それはともかく、星景写真教室の「弟子」としてはこの画像が一番気に入っているのじゃ。
桜の露出はまあまあじゃし、大三角も写っているからのう。
一通り撮影が済んだあと、「これからはもうちょいと身を入れて勉強してみますわい」とお礼を言うと、教えてくだされた「先生」はマスクの中でニコリと笑顔を残し、漆黒の闇の中へと消えて行かれたのじゃ…。
4月15日撮影
つづく
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