90歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~ -321ページ目

90歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

風景写真に魅せられた後期高齢者が、時には車中泊を織り交ぜながら撮影を楽しむ様子です。
                       
                       








                        

前回のつづき

 

桃源郷の月

 

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撮影日 4月10~11日 

 

 人っ子一人見当たらぬ森閑とした谷底の桜の園で車中泊したその真夜中ー。

 

 ひと眠りした後、わしゃぁむっくりと起き上がった。

 

 というのは…

 

  2、3年前にここで星空撮影専門の写真家に遭遇したことがあってのう。

 

  その写真家に一夜限りの”にわか弟子‟を志願したのじゃよ。

 

 そしてちょいとばかり夜景撮影のコツを伝授してもらったのじゃわい。

 

 それ以来、ここへ来るたびになぜか夜景を撮らぬと落ち着いて眠られぬ癖がついてしまったのじゃ😅

 

 漆黒の暗闇の中、へッドランプを頼りに三脚やカメラを引っ張りだして、さっそく桜にライトを当ててみたわい。

 

やっぱりライトの強弱の加減がむつかしいわい。

 

 

 

 

観光地のライトアップのように明るくては不自然になってしまうし、かといって桜の存在もちょいとは際立たせたいしのう。

 

 

 

 

おや…

 

お月様がお顔を出されたわい。

 

 

 

 

 お月様がお出ましになった途端、夜空が明るくなってお星さまの存在が薄れてしまった。

 

 

 

 

 もうちょいとお月様が上昇されて、天空にぽっかり浮かんだ光景を撮りたいのじゃが、なぜか横へ横へと移動されてしまい(目の錯覚か)、木々の間から垣間見えるだけじゃ。

 

 

 

 

 あの星空写真家とお別れするとき「これからはもっと星空撮影の勉強をしますからのう」などと殊勝なことを言ったわしじゃったが…

 

 

 

 

 あれ以来、恥ずかしながら勉強などまるでしていなくてのう。

 

 

 

 

 おかげでちっとも進歩のない画像の連続じゃ。

 

 

 

 

 

なかなか地上近くから上へお昇りにならぬのう

 

 

 

 

 天空高く浮かぶお月様を待っているうちに疲れ果て、とうとう途中でベッドへ倒れ込んで寝てしまったわい。

 

 しかし寝ていても何となく外が気になってしまってのう。

 

 

 

 

 夜明け方になったころにまたのこのこと起き上がってカメラを取り出したのじゃ。

 

 

 

 

 そのころには地上から遠く離れてお昇りになっていたのじゃが…

 

 

 

 

すでに西の彼方に沈んで行かれるところじゃったじゃわい。

 

 

 

 

 空も徐々に明るくなってきた。

 

 

 

 

 

 

 枝の間からわずかに垣間見えるお月様。

 

 

 

 

 明暗差がなくなってきたお陰でだいぶ撮りやすくなったわい。

 

 

 

 

今晩までしばしのお別れじゃのう。

 

 

 

 

さて次はお天道様の出番じゃ。

 

しかしここは四方を山に囲まれた谷底じゃからのう。

 

お天道様のお出ましはまだまだ先じゃ。

 

その間に一休みを兼ねてコンビニ特製のブレックファーストにでもありつくとしようわい。

 

🍞🥛

 

つづく

 

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