前回のつづき
猛暑からの逃避行 その4
霧ヶ峰高原1日目
無断転用禁止
かまびすしい蝉の声がいつの間にか途絶え、夕暮れになると虫の音がすだくようになったわい。
朝晩はちょいとばかり涼しさを感じるようになって来たとはいうものの、日中はまだまだ暑い日が続くのう。
このブログへ初めて訪れてくだされた衆もおられるじゃろうから何度も同じことを言うのじゃが、これはあの前代未聞の猛暑が続いていた半月ほど前の話じゃからそのつもりでのう。
とめどもなく続く下界の猛暑を避けて、わしゃ長野県内の、夏でも涼しい高地巡りをしている最中なのじゃ。
前回の女神湖を早めに切り上げ、今度は霧ヶ峰高原へやった来たわい。
ここへやって来ると嫌でも真っ先に目に入るのは、どなたもご存じの♬「富士は日本一の山」♬じゃ。
今日のお山はヒョッコリハンもどきに雲の中からチラリと覗いてござらっしゃる。
以前にも述べた(6月21日投稿)のじゃが、この辺りは今年のゴールデンウイークの真っ最中に火災が起きた場所なのじゃよ。![]()
その火災で真っ黒に焼けたはずのこの辺りが、今では元のように見事な草原に早変わりしているわい。
しかしまだ痕跡は残っているぞえ。
手前に見えるのは焼け焦げたレンゲツツジじゃ。
来年の開花はもう無理じゃろうのう。
しかしレンゲツツジが全滅してしまったわけではないからのう。
そのうちにまた徐々に増えて行くことじゃろうて。
この辺りの延焼は免れたようじゃ。
湿原にやって来た。
池塘の畔に見える茶色の小さな物体は鹿のようじゃ。遠くではっきりとは分からぬが…。
湿原の駐車場へ車を停めた。
今夜はここで車中泊する予定じゃわい。
霧ヶ峰でのワシの”定宿‟じゃ。
ディナーにはまだちょいとばかり間がある。
休息がてら車内からぼんやり空を眺めていると、雲が様々に形を変えながら湧き出ている。
雲が刻一刻と形を変えて行くのは面白いわい。
この雲は人間の横顔。
左方が頭で右方が口。鼻の上にはもう一つ小さな顔が…🤪
これも右と左に二人の横顔🤪
湿原の下の方から日が陰り始めた。
日陰の部分が徐々に広まって行く。
雲も黄昏色になって来た。
東の空は黄昏色なのに、西の空はなぜか真っ昼間のような色のうろこ雲。
薄暗くなった湿原に突然、光の矢が走った。
西側の林の隙間から夕日が射し込んできたのじゃわい。
入道雲はますます黄昏色に。
刻々と変わる雲の色と形。
日没の途端に真黒になってしまったわい。
日没後の余韻。
さあこれで今日は終わりじゃ。
明朝はどんな光景を見せてくれることやら。
いつものように前祝に一杯やりながらコンビニディナーでも食するとしようわい。
🍱&🍺
💤💤💤 💤💤💤
つづく
無断転用禁止






















