前回のつづき
彼岸花満開
寄り道
無断転用禁止
これは9月末のころの話じゃからそのつもりでご覧くだされよ。
昨日から琵琶湖畔へ彼岸花を撮りに来ているのじゃよ。(前回まで)
昨夜から今朝にかけてお月さまやお天道さまを絡めた写真を撮り終わって、いったんは帰途に就いたのじゃ。
ところが帰る途中の湖畔沿いにもところどころに彼岸花が咲いているからのう。
それを見捨てて帰ることは、このカメラボケの老人にとっては至難の業なのじゃ。
しかしその彼岸花は昨日ここへ来る途中で既に撮影済みなのじゃから、今日は素通りすればよいものを、どうしても車を停めずにはいられぬカメじいでのう。
湖岸に沿って車を走らせながら、彼岸花を見かけるたびに車を停めてはヨタヨタと撮影へ。
空と湖面にはまだ朝の余韻が残っているわい。
何を想うか孤高のサギ。
群生している彼岸花にはもちろん写欲が湧くのじゃが…
湖畔の広大な草原にポツンと咲く彼岸花も捨て難いわい。
虫食い葉っぱの向こうにも赤い色どりが。
遠くには漁船らしい船影も。
さあこんなところで今度こそはオサラバじゃぞえ。
と、車に乗り込んだまではよかったのじゃが…
またまた余分なことを思いついてしまってのう。
それは・・・
ここからちょいと足を延ばして東岸へ行けば、明日の未明には琵琶湖に沈むお月様が見られるかも…。
こりゃいい考え、というか余分ことを思いついたものじゃわい。
昨日から撮影し続けて疲れ果てているのじゃからもう帰ればいいのにのう。
まったく御し難い老人じゃよ。
と言われてもわしゃ行くぞえ。
それ出発じゃ🤪
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ところが着いてみると…
いつもとはチト辺りの様相が違うのじゃよ。
手前の蓮の葉っぱはいつもの通りじゃが、茶色やら黄色やらの得体の知れぬ物体が縞模様になって湖面いっぱいに伸びている。
満々と水をたたえた琵琶湖は一体どこへ行ってしまったのじゃ?
この水路は以前のままじゃのう。
ここにもサギが。
葉っぱの影が面白い。
近くのもう一つのポイントへ移動してみたのじゃが…。
こちらはハスが見当たらない。
やはりここも縞模様。
水不足で水位が下がっているのかのう。
こんな縞模様は今まで見なかったわい。
何か異変が起きているのかのう。
しかしちょいとフォトジェニックではあるのう。カメラマニアにとってはなかなかの造形美じゃ。
隅の方にちょいとだけ葉っぱが残っていた。
とにかく明日未明まで車中泊をしながら月の入りを待つとしようか。
…と、一休みしながら何気なく天気予報を検索してみたのじゃよ。
すると、なんと!
天気はこれから徐々に曇って来て、夜には雨が降るというのじゃよ😨
ほかのサイトも調べてみたのじゃが、どこも似たり寄ったりの予報じゃ。
こりゃダメじゃ。
♪雨降りお月さん雲のなか~♪
雨降りではいくらわしが頑張ったところでお月様に拝謁することなどできるはずもない。
こりゃきっとこの年寄りに無理をさせまいとして神様が仕組んでくだされたのじゃぞえ。
う~む…😕
それではありがたく仰せに従うとするかのう。
今回はこのまま帰らせていただきまするわい。
また時期を見計らって来させてもらいますからのう。
その時はお月様のニコニコ顔を拝ませてくだされや。
それでは皆の衆もご機嫌よろしゅうのう。
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おしまい
無断転用禁止























