池畔を一巡り
無断転用禁止
今回はワシの住処から1時間半ぐらいの場所にある標高1200m前後の高原へやって来たのじゃ。
今日は10月10日。
10月の声を聴くようになるとこの高原にはあちらこちらでチカラシバが繁茂するするのじゃよ。
チカラシバはそれほど珍しい植物ではない。
道端などでも見かけるごくありきたりな雑草で、傍を通っても気が付かぬほどの地味な植物じゃ。
しかしこれが大量に繁茂すると結構見ごたえがあってのう。
特に朝夕の低い位置から日差しが届く時間帯にはなかなかフォトジェニックな光景が展開されるのじゃよ。
しかし今はまだ午後1時じゃ。日暮れ時にはまだ間がある。
お目当てのチカラシバ群生地は後回しにして、時間つぶしに高原内の池を一巡りしてみようと思ったのじゃわい。
昼を過ぎたころでもこの気温じゃ。
しかも風が強くて体感温度はもっと寒い。
薄手のダウンを着込んで外へ出た。
周りの木々がちょいとばかり色づいて来ているぞえ。
秋がそろそろ始まっているようじゃのう。
その一つがこの池じゃ。
睡蓮の葉によく似た植物が繁茂している。
今日は強風が吹きつけて、時々浮草が揺れ…
さざ波も立つ。
さざ波と浮草。
池畔の彩り。
何のアテもなくヨタヨタ…
トボトボ…。
小さな橋を渡っていると、足音を聞きつけたのか鯉が寄ってきた。
大きな口を開けて餌をねだってござるわい。
可哀想じゃが餌の持ち合わせがないのじゃわい。また今度のう。
ところどころで色づき始めている。
こりゃ何じゃい?
浮草が妙な色で縁取られているぞえ。
種明かし
貸しボートのリフレクションじゃわい😅🙏
ネット検索したらどうやらアサザという水草らしい。
しかし植物は無数の種類があって、似て非なるものも多いからのう。
ワシの言うことを軽々に信用してはいけませぬぞえ。正解は槙野万太郎ならぬ牧野富太郎博士にお任せじゃ。
日差しが低い位置から当たるようになったわい。
丘の斜面のエネコログサに日差しが届いた瞬間を狙ってパチリ。
そろそろ夕暮れも近づいたようじゃ。
それではお目当てのチカラシバの群生地へ行ってみるとしようかのう。
つづく
無断転用禁止

























