高原の池畔夏模様
1日目
無断転用禁止
毎年のことじゃがこの時季は撮影したいと思うエモノが思い浮かばなくてのう。
6月に琵琶湖へ撮影に行って以来2ヶ月もの間、一度もカメラに触れていないのじゃわい。
しかし先日、行きつけの整骨院でこんなことを言われたのじゃ。
「このごろは撮影に行っていませんね。尻の筋肉が落ちていますよ。撮影に行って歩いたほうがいいですよ」
こりゃあ一大事じゃ。
今でさえヨタヨタしているというのに、これ以上筋肉が減ってくれば寝たきり老人まっしぐらになってしまうわい。
しかしこの暑さじゃ。
こんな猛暑の中を米寿を過ぎた老人がうろつき回ったのではたちまちイチコロじゃからのう。
しかし涼しい場所がなくはない。
それは高原じゃ。
標高1000メートル程度の高原へ行けばまず日中でも30℃を越すことはない。
夜など暖房しなければ寒い時もあるぐらいじゃからのう。
ただ、高原へ行ってもこの時季魅力的なエモノは何もないのじゃ。
しかしこの際、撮影なんぞ二の次じゃわい。
まずは筋トレが目的じゃからのう。
これからはせめて一週間に一度ぐらいはカメラ携えて筋トレ目的に出かけることにしようわい。
ということで取りあえず今回は住処から1時間半ぐらいの高原へやって来た。
やっぱり涼しいわい。
一日中で一番気温が上がる時刻でも26℃じゃ。
下界では40℃になるとかならぬとかと騒いでいるというのにのう。
さて、この高原に来ると、いちばん気になるのはハンゴンソウという黄色い花が繁茂する草原じゃ。
以前はこんな見事な花園だったのじゃよ。
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2021年8月
今日も真っ先にここへ来てみたのじゃが、案の定、今年もこんな哀れな姿をさらけ出しているのじゃわい。
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これは今年に限ったことではない。もう10年近くも前からじゃ。
どうして元に戻らぬのかのう。
柵を作って栽培に努めてはいるようじゃが、一向に良くなる気配はないのじゃよ。
ここは今年もあきらめるしかないわい。
それでは次の撮影スポット探しじゃ。
この高原にいくつかある池の中でもいちばん大きな池にやって来た。
この池の周りを撮影しながら巡って行けば、ちょいとは足の運動にもなるじゃろうのう。
この時季は水草が繁茂している。
コウホネだって咲いているぞえ。
この池のコウホネは葉っぱが少うて花が見えやすいわい。
葉っぱが多いと花が葉の陰になって見にくいのじゃよ。
ここを通るたびに大きな口で待っていてくれるのじゃが、今日も餌の持ち合わせがないのじゃ。
いつも手ぶらで何もやれず、罪の意識にさいなまれてしまうわい。
ヌッ!
~と、いきなり水面から顔を出した巨大白鳥!
画面を逆さまにして見て下され。
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スワンボートのリフレクションじゃわい😜
水中の枯れ木に止まるイトトンボ。
カワウが泳いでいるかと思えば…
アメンボだって泳いでいるわい。
小さくても数は負けぬぞえ。
張り切り過ぎて疲れちゃったわい。ちょいと一休みじゃ。
池面に横たわる杭?
名前も知らぬ赤い花を撮っていたら…
傍でトンボが一休み。
ワシに尻なんぞ向けくさって…。
こちらのトンボの方が礼儀正しいわい。
そろそろお天道様も西の彼方へ。
池面も黄昏色に染まって来た。
しかしお天道様は地平線に近づくにつれて黒雲にさえぎられてしまい、夕方のドラマチックな光景は見られず仕舞いじゃった。
でもガッカリはしないぞえ。
今日の目的は足腰の運動じゃからのう。
写真は二の次じゃ。
~などと、負け惜しみをつぶやきながら、”動くホテル‟へチェックインした後は、いつものように前祝じゃ。
つづく
無断転用禁止



























