前回のつづき
朝の森散策
無断転用禁止
恵林寺からの帰途に、森の中の駐車場で車中泊した朝ー。
ここは西向きじゃから朝の風景はどうということもない。
駐車場のすぐ横の林の中へ入ってみた。
カラマツ林(多分)じゃ。
ここにも紅葉があるわい。
昨日、道路際で見かけた紅葉と同じツタウルシじゃ。
順光もきれいじゃが…
逆光も透明度が増して捨てがたいのう。
地面に寝転んで撮影じゃ。
カラマツの黄とツタウルシの赤に朝の光が射し込む。
駐車場から奥の方へは細道が続いている。
このご時世、クマが出そうな道じゃから迷っていたら女性3人組が通りかかった。
すると「ご心配ならご一緒しませんか」と言って下されたのじゃよ。
そう言われてものう🙄
万が一熊に遭遇しても、こんな老いぼれや女性では熊退治など出来っこないしのう。
と躊躇しているワシを尻目に、女性軍はぐんぐん奥へ入って行き、見る間に姿は見えなくなってしまったわい。
ままよ、女性軍に負けてなるものかと、わしも意を決して入って行ったぞえ。
腰には鈴、首にはホイッスル、肩にはブザーをぶら下げてのう。
それに「熊出没注意」の表示なぞどこにも見当たらぬから大丈夫じゃ。
多分…🙄
朝の光を浴びながらヨタヨタ、トボトボ。
細道に射し込む木漏れ日。
奥の林も陰と陽のストライプじゃ。
道端の雑草にもお天道様のお恵みが。
深い森の中を森林浴に浸りながら歩むのはいい気持ちじゃ。
あとは熊と鉢合わせをせぬよう祈るのみ。
やっと前が開けた広場へ出て来たわい。
この下に滝があるのじゃが、谷間にあるため朝は日陰になってしまっている。
暗くて見えにくいのう。
おまけに昔より周りの木々が伸びてしまって、ここからでは全容が分からぬわい。
まだ青々としているモミジもあるが…
既に立派に紅葉しているものもある。
ここからさらに細道を下りて行くと、滝を真正面に見ながら渓谷を巡るコースがあるのじゃ。
女性三人組は多分そちらへ行ったのじゃろうのう。影も形も見えぬわい。
腰痛持ちの老人ではそんな所へ行けるわけもなく、またトボトボと引き返して行ったというわけじゃ。
情けなや、情けなや。
つづく
無断転用禁止
























