90歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~ -176ページ目

90歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

風景写真に魅せられた後期高齢者が、時には車中泊を織り交ぜながら撮影を楽しむ様子です。
                       
                       








                        

前回のつづき

 

御射鹿池へ

 

無断転用禁止

 

 車中泊した駐車場周辺の朝景を撮影した後は先ずひとやすみじゃ。

 

 ”動くホテル‟のベッドルームでしばらくは老体を休めたわい。

 

 1時間ばかりのちー。

 

 むっくり起き上がってさあ出発じゃ。

 

 さらに西へと車を進めて行く。

 

 これから長野県・御射鹿池(ミシャカイケ)へ行こうと思ってのう。

 

 この池はかの有名な東山魁夷画伯描くところの名作「緑響く」のモデルになったと言われるため池じゃわい。

ダウンダウン

緑響く - 東山魁夷記念一般財団法人

netより

 

 

車中泊した場所からここへ行くには、車一台がやっと通れるぐらいの細道へ入って行くのが一番近道じゃ。

 

 

 

 

 

森の中の細道をゆっくりゆっくり通って行く。

 

ここを通るのは何年ぶりじゃろうのう。

 

懐かしいわい。

 

以前に鹿のファミリーに出会ったこともあったのう。

 

それに6月ごろにはクリンソウの群生も見られる道じゃ。

 

 

 

 

 

小さな流れもある。

 

 

 

 

 

川底の藻に木漏れ日が射し込んでいる。

 

 

 

 

 

 陽が当たると藻の緑色がきれいじゃ。

 

 

 

 

 

おお! やっぱりあったわい。

 

木の枝から垂れ下がるちょいと奇妙な植物が。

 

 

 

 

 

 以前からここを通るたびによく見かけたものじゃ。

 

 名前はサルオガセ。

 

 Wikipediaによると

 サルオガセ(猿尾枷、猿麻桛)は、「樹皮に付着して懸垂する糸状の地衣」(広辞苑)。霧藻、蘿衣ともいう。分類学上では、サルオガセ科サルオガセ属(Usnea)の地衣類の総称。

 

 

 

 

 

 

この周辺にはやたらあちこちにぶら下がっているわい。

 

 

 

 

天女の羽衣のようだという衆もあるが、それにしてはちょいと薄気味悪いのう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 御射鹿池に着いたぞえ。

 

 しかしこの混雑具合はどうじゃ。

 

 昔は車が2.3台置くことのできる空き地があっただけで、ひっそりとしたたたずまいのため池じゃったのにのう。

 

 今では観光バスも乗り付ける一大観光地になってしまったわい。

 

 

 

 

 

 しかも道路際に張り巡らされている柵から中へは入れなくなってしまってのう。

 

 柵の外から誰もが同じような景色ばかり撮るしか術がなくなってしまったわい。

 

 

 

 

 

 

以前は池畔で撮ったり、奥から流れ込む小川の辺りなども撮ったりしたものじゃがのう。

 

 

 

 

 何の制約もなかった時代には折に触れて年に何度となく訪れた御射鹿池じゃが、あれ以来ぷっつりと来なくなってしまったわい。

 

 

 

 

 

 6月ごろにはレンゲツツジも咲いてきれいじゃった。

 

 

 

 

 

冬にはすっぽりと雪を被り、小枝の先だけを覗かせていたものじゃった。

 

 

 

 

 

こんな浮島一つにも様々な思い出があって懐かしいわい。

 

 

 

 

 

カモもよく見かけたのう。

 

 

 

 

 

 陽光を浴びて泳ぐカモ。

 

 

 

 

 

ここにもあったわい。サルオガセ。

 

 

 

 

 

 

 同じ風景ばかり撮っていても時間の無駄じゃ。

 

 次を目指してもうひと踏ん張りするかのう。

 

 今度は長野県・霧ヶ峰高原じゃ。

 

 

つづく

 

無断転用禁止