久しぶりにスイレンの池へ | 90歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

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風景写真に魅せられた後期高齢者が、時には車中泊を織り交ぜながら撮影を楽しむ様子です。
                       
                       








                        

久しぶりにスイレンの池へ

 

無断転用禁止

 

 

9月中旬のことじゃ。

 

先日、お寺の池や川霧の発生したダム湖へ行って以来、スッキリせぬ天候が続いていてのう。

 

外出が億劫になってしまって、しばらく巣ごもりを決め込んでいたのじゃが、今日は久しぶりにお天道様にお目に掛かったのじゃよ。

 

このあとは台風25号がやって来てまた悪天候になるというから、貴重な晴れ間を利用してちょいとでも出かけぬと体が鈍ってしまうわい。

 

というわけで運動不足解消もかねて、久しぶりにスイレンの咲く池に行くことにしたのじゃ。

 

そこでまずは撮影機材を携えて車庫へ歩いて行くと、庭の片隅に彼岸花が咲き始めているのを見掛けたのじゃよ。ダウン

先日行ったダム湖でも彼岸花があるにはあったのじゃが、あそこはまだ芽生えたばかりじゃったわい。

 

しかしあれからもう5、6日は経っているからのう。

 

そろそろダム湖へも出かけぬと手遅れになってしまうかもしれぬわい。

 

しかし庭の彼岸花にはまだ蕾もあるから、ダム湖はもうちょいと後回しにして、今日のところはスイレンの撮影を優先しようと思ったのじゃ。

 

 

さてお目当ての池は5月ごろに山藤とスイレンのコラボを撮るために四苦八苦した池じゃぞえ。

 

この近辺には同じような池が3ヶ所あるのじゃよ。

 

今日はその池を全部回ってみようと思っているのじゃわい。

 

 

 

先ずは1つ目の池へやって来た。

 

車をいつもの道路際の駐車スペースに停め、池に向かって草むらを歩いて行くと……

 

 

これはどうしたことじゃ。

 

いつもはフラットな草むらが続いているのに、今日は地面が凸凹に掘り返されてしまって、歩くのも困難な状況になっているのじゃ。

 

 

 

 

 

実はこんな光景を以前にも見たことがあるのじゃよ。

 

あれはもう4、5年も前のことじゃが、ある公園の池へ撮影に行ったときにも今日と同じように地面が掘り起こされていた草むらがあってのう。

 

その時は何が何だか訳が分からず困惑していたら、偶然通りかかった地元の女性が、これはイノシシが掘った穴だと教えてくだされたのじゃった。

 

このごろはクマやらサルやらニホンカモシカやらがやたら出没して、人間さまが小さくなって暮らして行かねばならなくなってしまったのう。

 

 

 

 

 

池には相変らず大量の葉っぱがのさばっているわい。

 

大量の葉っぱの陰に隠れるようにしてポツリポツリと花が咲いている。

 

 

 

 

 

この時季は池畔の雑草が伸び放題伸びていて、撮影の邪魔になって仕方がない。

 

 

 

 

 

雑草を避けて遠くの花を狙っては撮影したのじゃが、ただ咲いているというだけで何の変哲もない光景ばかり。

 

 

 

 

 

まあ今日は運動不足解消が目的じゃから悲観はしていないがのう。

 

しとは言うものの、何もないのはやはり寂しいわい。

 

ここはもう切り上げて次の池へ直行じゃ。

 

と、車の近くまで戻ってくると、

停めた車の傍には満開の彼岸花が咲いていたわい。

 

ダム湖の彼岸花もこんな具合になっているのじゃろうか。

 

今日にでも行ってみた方がいいかのう。

 

しかし1日や2日ぐらい後になっても枯れてしまうことはないじゃろうて。

 

先ずは今日はスイレンの池を経巡るのが先じゃわい。

 

などと言いながら、ダム湖の彼岸花が気になって仕方がないのじゃ。

 

 

 

さて2番目の池はここからほんの100メートルぐらいの目と鼻の先にある。

 

5月には山藤が池の上にだらりと垂れ下がっていて、スイレンとのコラボ撮影が実現した、あの小さな池じゃわい。

 

 

 

ここも葉っぱが多いのう。

 

 

 

 

 

しかしありがたいことにここは池の周りの雑草が刈取ってあって、撮影がしやすいのじゃ。

 

 

 

 

 

これはガマの穂じゃのう。

 

 

 

 

 

5月に来た時は長い葉が生えていただけで正体不明じゃったが、今日は穂が出て来たのでやっと分かったわい。

 

 

 

 

 

穂先で羽を休めるトンボ。

 

 

 

 

 

 

 

 

5月には山藤の花を付けて垂れ下がっていた蔓には、今では実が付いてぶらりぶらり。

 

 

 

 

 

藤の実は先日のお寺のハス池でも見かけたのう。

 

 

 

 

 

しかしやっぱり花だけでは寂しいわい。

 

いっそどこからか火の鳥でも飛んできてくれぬかのう。

 

名作が撮れること間違いなしじゃ。

 

と相変らずアホな超老人。

 

 

 

 

それでは最後に3つ目の池へ行ってみるか。

 

また同じように変わり映えのせぬ光景じゃろうと思いながら、それでもこの目で確かめるまで納得のできぬカメラバカじゃ。

 

 

 

 

3つ目の池は傍まで車で行けぬ。

 

付近の民家の庭の片隅に停めさせてもらい、細道をヨタヨタと歩いて行く。

 

この時季は胸まで届くような夏草が覆い茂り、ほとんどけもの道状態じゃ。

 

やがて雑草の彼方に池が見えてきた。

 

すすきの左側が池なのじゃが、スイレンの葉っぱばかりで水面が見えぬわい。

 

さらに雑草をかき分けながら池まで近づいて行く。

 

 

 

 

 

やっと池畔へたどり着いたのじゃが、この大量の葉っぱはどうじゃ。

 

葉っぱ同士が折り重なるように押し合いへし合いの大量発生。

 

 

 

 

おまけに肝心の花が一輪も見当たらぬのじゃ。

 

しかしこの池にだけ花がないのはなぜじゃろうのう。

 

こんな状況ではもう退散する以外に術はないわい。

 

また雑草と格闘しながら、もと来た道をトボトボと……。

 

 

 

 

 

途中でまたも見掛けた彼岸花。

 

ここでも彼岸花は満開じゃ。

 

こんなに満開の彼岸花ばかり見せつけられたのでは、ダム湖の彼岸花も今日にでも行かぬと手遅れになるかもしれぬぞえ。

 

しかしわしゃ欲深いことに池を三つも経巡り歩いてもうフラフラなのじゃ。

もう欲も得もないわい。

 

とりあえずは撤退じゃ、撤退じゃ。

 

それにしても無駄な半日を過ごしてしまったものじゃのう。


 

トボトボ

    しかし……

 

ダウン

 

 つづく

 

 

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御用とお急ぎでない衆はちょいとだけでも覗いてくだされると嬉しいわい。

 

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2021.5投稿

 

 

 

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