クリンソウ朝景 | 89歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

89歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

風景写真に魅せられた後期高齢者が、時には車中泊を織り交ぜながら撮影を楽しむ様子です。
                       
                       








                        

前回のつづき

 

クリンソウ朝景

 

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 5月中旬のこと―。

 

 熊出没注意の森で車中泊した翌朝じゃ。

 

 ワシの願いが叶ったのか、昨日まで小雨がそぼ降っていた空模様は、今朝になったらピカピカの上天気になったわい。

 

 車中泊した森の木々には早くも朝の光が射し込んで鮮やかな緑が目に染みる。

 

 早速、昨日見かけたクリンソウ自生地へ出発じゃ。

 

 と言ってもわずか数百メートルの距離じゃから車なら訳はない。

 

 

 

 

 

 お目当ての場所へやって来たが、目の前には高い木々が立ちふさがっているため、ここはまだ薄暗い。

 

 木々の間から光が届くまで暫し待つことにしようわい。

 

 

 

 

 

光が届かぬうちはヒマじゃから花のアップでも撮っておこうかのう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨年にも述べたことじゃが、この花は寺院や五重塔などのてっぺんに見られる九輪塔に似ていることからクリンソウの名がつけられたということじゃ。

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 しかし今年はまだ芽生えたばかりじゃから完全な形にはなっていないわい。

 

 

 

 

 

これなどまだほんの赤ん坊じゃのう。

 

 

 

 

 

バックの木々にはちょいとずつ光が当たってきたようじゃ。

 

 

 

 

 

おお、お顔を覗かせて下されたぞえ。

 

 

 

 

 

ほんの一瞬、光芒出現!

 

 

 

 

小枝も輝き……

 

 

 

 

 

 林の中にも朝の光が射し込んで……

 

 

 

 

 

 クリンソウにもお恵みを下された。

 

 

 

 

 

 

光が徐々に長く伸びてきたわい。

 

 

 

 

 

 これはまだ生まれたてのホヤホヤじゃのう。

 

 

 

 

 

光が当たると途端に花びらがシースルー。

 

 

 

 

 

光と陰があってこそ花も引き立つわい。

 

 

 

 

 

 

光はゆっくり広がって……

 

 

 

 

 

これでやっと全体に光が行き渡ったようじゃのう。

 

 

 

 

 

クリンソウは水生植物じゃから水辺や湿地に咲くことが多いのじゃがのう。

 

何故かここには水らしいものが見あたらぬのじゃよ。

 

 

 

 

 

水がないと風情はないが、その代わり花に超接近して真上から撮影できるわい。

 

ありがたいようなありがたくないような……。

 

 

 

 

 

お天道様も大分高くお昇りになった。

 

そろそろお暇の時が来たのう。

 

 

 

 

 

 もうちょいと花が成長したころに、改めてまた来てみるか。

 

 とも思ったのじゃが、成長した姿は昨年に撮影済みじゃから、今年はこんなことでオシマイにするかのう。

 

 

 

 

 

いま世間を騒がせているあの黒いヤツがここにはいないという自信はあるが、何せこのご時世じゃ。ハラハラしている衆もお出でになるかもしれぬからのう。

 

今年のところはこんなことでオシマイにしておきまするわい。

 

 

 

ボクこわい?

 

 

 

 

AIくんがこんな森を紹介してくれたわい。

薄暗い森に咲くクリンソウ

早速飛んで行きたいが、ここにもクマが出て来そうじゃ。

 

 

おしまい

 

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