最後のあがき | 89歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

89歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

風景写真に魅せられた後期高齢者が、時には車中泊を織り交ぜながら撮影を楽しむ様子です。
                       
                       








                        

前回のつづき

 

最後のあがき

 

無断転用禁止

 

 

 昨日から標高1200~1300m程度の高原で車中泊をしていてのう。

 

 その後、熊が出る(という看板の立つ)森の雪景色を撮るために、車中泊で疲れた体に鞭打って寄り道してみたのじゃ。

 

 ところがあまりの雪の多さに森の中に入って行くことが出来なかったのじゃよ。(前回まで)

 

 これでもう尻尾を巻いて帰ればよいものを、まだあきらめがつかずに首をかしげているカメじいなのじゃ。

 

 というのは帰り道にはいつも立ち寄るブナ林があるし、その後には渓流もあるからのう。

 

 そこを無視して帰ってしまうのはブナ林や渓流に対して失礼というものじゃわい🤪

 

 というわけで、まずはブナ林の前の広い駐車場に車を停め、よたよたと登って行ったのじゃ。

 

 

 ブナ林の横にはかなり広い雪原が広がっている。

 

 

 

 

 

ここは風の通り道のせいなのか、霧氷の出現頻度がかなり高い。

 

 

 

 

 

 さてブナ林へ入ってみるか。

 

 相当雪が深そうじゃのう。

 

 

 

 

 

 恐る恐る林の中へ足を踏み入れた。

 

 

 

 

 

スパイク付きの長靴がすっぽり埋まってしまうぐらいの積雪じゃ。

 

 

 

 

 

お得意の寝転び撮影をしたいのじゃが、この積雪量ではとても無理じゃわい。

 

出来るだけ腰を落として低い位置から撮ってみたのじゃが、腰痛持ちのワシはこの一枚でもう降参じゃ。

 

 

 

 

 

 大量の積雪で次の一歩を踏み出すことが出来ず、入り口付近でもう断念じゃ。

 

 苦労しながら何とか体の向きを変え、そろりそろりと駐車場まで引き返していったわい。

 

 

 

 

 しばらくは車内の‟ベッドルーム”で横になり、青息吐息のひと時が続いた。

 

 

 やがてむっくり起き上がり、帰宅の途に就いたのじゃが…。

 

 

 

 

 

 しかし帰りは道沿いにいつもの渓流が待っているからのう。

 

 これもまた無視して通り過ぎるわけにはいかぬのじゃわい。

 

 相変らず勝手な言い訳ばかり言いくさって。

 

 

 

 

渓流が見えて来た。

 車を停められるスペースを探したのじゃがのう。

 

 しかし大量の積雪でなかなか駐車スペースが見つからぬのじゃよ。

 

 唯一駐車可能な場所は橋の傍だけじゃ。

 

 

 

 

 

 限られた場所からの撮影じゃから同じような画像ばかりになってしまうわい。

 

 

 

 

 

それに気温が低い割に大したしぶき氷が出来ていなくてのう。

 

 

 

 

 

青森県・十和田湖の有名なしぶき氷にお目にかかってみたいものじゃ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 この近辺としては相当な積雪量じゃ。

 

 

 

 

 

 これはモミジの樹じゃ。秋になればすぐ下を流れる渓流とのコラボが撮れるのじゃがのう。

 

 

 

 

 

 しかし今日はこの積雪量じゃ。近づくことさえ出来ぬわい。

 

 不精なことに車窓からパチリ。

 

 

 

 

 

 この辺りで渓流ともお別れじゃ。

 

 

 

 

 

 

最後は民家の横から滴れ落ちる小さな流れへやって来た。

 

ところが今日はその流れが凍ってしまっていてのう。

 

 

 

下の画像は昨年12月に撮ったものじゃが、この時は岩の両側から滴れ落ちていたのじゃよ。ダウンダウン

「お岩さん」と名付けて下されたブロ友さんがおられたわい。

 

岩の両側の流れを髪の毛に見立てたのじゃのう。

 

その髪の毛が今はまるでないのじゃ。

 

 

 

 

 

 

坊主頭になってしまったお岩さんの下方にわずかに滴れ落ちる水しぶきを撮っていた時じゃった…。

 

 

 

 

 

急に日差しが射してきたと思ったら、水しぶきが虹色に色づいたのじゃわい。

 

 

 

 

 

坊主頭になってしまったその見返りに虹色しぶきをプレゼントしてくれたのかもしれぬのう。

 

 

 

 

 

これで2日間に渡ったワシの冬景色撮影記はおしまいじゃ。

 

大した写真はモノにできなかったが、これでどうにか今年の雪景色が撮影出来、今までワシにとりついていた雪の魔物から解放されそうじゃわい。

 

長のお付き合いを感謝いたしまするぞえ。

 

 

おしまい

 

無断転用禁止