前回のつづき
夕間暮れの高原
無断転用禁止
先刻からワシの住処に比較的近い、標高1200m前後の高原へ来ているのじゃがのう。
先ほどまで時間つぶしに高原内の池畔風景を撮影(前回)した後、今日の撮影のお目当てのチカラシバの群生地へやって来たのじゃ。
チカラシバはごくありきたりの雑草でのう。
道端などでも時々見かける地味な植物じゃ。![]()
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しかしこれが大量に繁茂すると、結構見ごたえのある風景になるのじゃよ。
特に朝夕の逆光に照らされたチカラシバはなかなかフォトジェニックじゃ。
この高原にはところどころでこうした群生地があるのじゃが…
実を言うとこの高原から30分ぐらい先の別の場所に、ここよりもっと大規模なチカラシバの群生地があるのじゃよ。
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本来なら今日もそちらへ行きたかったのじゃがのう。
ところが1年ほど前からそこに通じる道路には通行止の看板が立ってしまったのじゃ。
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無断進入車両は警察に通報すると強い口調で記してある。
2、3年前も看板は立っていたのじゃが、そのころはこんな看板じゃった。![]()
大分ニュアンスが違うわのう。警察に通報するとまでは書いてなかったわい。
もっと以前には立て看板などもなく、自由に通行できていたのじゃがのう。
というわけで、その群生地はしぶしぶあきらめて、不服ながらも今日はこちらの高原へやって来たというわけじゃ。
ワシが今いるところはちょいとした谷底になっていてのう。
従ってお天道様は平地の日没時間より早い時間に、山の向こうにお隠れになってしまうのじゃよ。
つまり平地や海辺で見られる真っ赤に染まるお天道様にはお目にかかれぬというわけじゃ。
従って残念ながら夕暮れ時の赤みを帯びたチカラシバも見られぬということになるのじゃわい。
チカラシバはススキと並んでいるとススキばかり目立って、チカラシバの存在感は薄くなってしまう。
ススキの方が背が高いし色白じゃからのう。目立つのはススキばかりじゃ。
エネコログサにも負けているわい。
単独ならどうじゃ😅
競争相手はいないぞえ。
普段は目立たぬチカラシバもお天道様のおめぐみを受ければ存在感が際立ってくる。
逆光が届くようになってくるとチカラシバもまんざら捨てたものではないわい。
しかしまだ空は黄昏れても来ぬうちに、お天道様は奥の山に阻まれて間もなくお隠れじゃ。
お天道様はもう山の彼方にお隠れになったのじゃが夕焼けの気配もない。
と思っていたら…
見る見るうちに夕焼雲に。
高い雲まで染まって来た。
風が強いため雲がどんどん流れて行く。
この辺りが今日のクライマックスかのう。
谷底から見上げる空は高いところしか見えぬのじゃが、それでもこれだけ染まってくれたわい。
しかしそれもつかの間、あっという間に色あせていった。
日没が早すぎて、紅色に染まるチカラシバなぞ撮れぬまま終わりを迎えてしまったわい。
仕方がない。
気を取り直して明日の朝に期待するとしようわい。
何とかいい朝焼けになってくれればいいがのう。
ではそろそろ”動くホテル”へチェックインしてと…。
まずはいつものように前祝🍺&🍱じゃ。
つづく
無断転用禁止
























