ミツバツツジ咲く森 1日目 | 89歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

89歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

風景写真に魅せられた後期高齢者が、時には車中泊を織り交ぜながら撮影を楽しむ様子です。
                       
                       








                        

ミツバツツジ咲く森

1日目

 

 

無断転用禁止

 

 

 

撮影日 4月21日

 

 わしの住処から1時間半ばかりのところにミツバツツジの群生地があるのじゃよ。

 

 このブログでもすでに何度も登場した、クマが出るという(看板の立つ)あの森じゃ。

 

 

 

 

 そんな危険な森は避けたほうがいいと言う衆もござるのじゃが、しかしここにはビジターセンターもあるし、カメラマンやハイカーの姿も見かける。

 

 特にミツバツツジの咲くころには大勢のカメラマニアが押しかけて、肩が触れ合うような時もあるのじゃよ。 

 

 わしもここへは折に触れて20数年間も出かけているが、クマの噂は一度も聞いたことがないわい。

 

 しかし念のために、鈴の音や発砲音を録音したレコーダーとホイッスルを首にぶら下げて歩いているのじゃ。

 

 

 

 ただ、去年から困っていることがあってのう。

 

 

 森の中への進入路が通せんぼを喰らっているのじゃよ。

 

 

 

歩いて行けばいいのじゃが、わしゃ86歳(2023年5月現在)にもなる腰痛持ちの超老人じゃ。

 

こんな山道を何百メートルも歩いて行くことが如何に辛いことか!

 

ここを通るのは若者ばかりじゃないことを知ってほしいわい。

 

一刻も早くあの看板を取っ払っておくれ!

 

 

おっと。

 

ボヤくのはもうやめて撮影じゃ撮影じゃ。

 

 

 

なかなかいい咲き具合じゃわい。

 

 

 

 

お天道様はニコニコ顔じゃし…

 

 

 

 

つつじは満開じゃしのう。

 

 

 

 

新緑の中で映えるつつじ色。

 

 

 

 

 

 

 

おや?

この枝はもう枯れてしまっているぞえ。

 

 

 

 

葉っぱが出ている枝もあるわい。

 

もう満開は過ぎているのかのう

 

 

 

 

そういえばまるで人影がないわい。

 

 

 

 

満開の時はかなりのカメラマンで賑わうのじゃがのう。

 

 

 

 

 

 

ちょいと遅い気もするし…

 

 

まだ早いような気もするし…。

 

 

 

 

 

 

 新緑とつつじのコラボ。

 

 

 

 

木々のわずかな隙間から西日が差し込んだ。

 

 

 

 

幹にも日差しが当たって来たわい。

 

 

 

 

光が入ると雰囲気が変わってくるわい。

 

 

 

 

 名残の桜が数輪。

 

 

 

 

 ワシもやがては…😩

 

 

 

 

そろそろお天道様も西の彼方に。

 

 

 

この森の夕景は山にさえぎられて見ることはできない。

 

ちょいと早いがそろそろ「動くホテル」へ戻って、いつものように🍺🍱で前祝と行くかのう。

 

明日も晴れて、朝の光に照らされたつつじが見られそうじゃ。

 

楽しみなことじゃのう。

 

疲れ果てた体を引きずりながら、またヨタヨタと駐車場へ引き返して行ったわい。

 

 

 

 

 バックドアもつつじが満開。

 

 

つづく

 

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