思い出写真~高原の夏 | 89歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

89歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

風景写真に魅せられた後期高齢者が、時には車中泊を織り交ぜながら撮影を楽しむ様子です。
                       
                       








                        

思い出写真~高原の夏

 

 何だかはっきりしない天候が続くのう。

 

 晴れたかと思うと突然雨が降り出したり、すぐまたどんより曇り空になったりー。

 

 こんなにころころ変わる天候では撮影行きの計画なぞ立てられたものではないわい。

 

 もっともこの時期には写欲をそそるような撮影ポイントも思い浮かばないのじゃけどのう。

 

 数年前までは夏になると避暑を兼ねて標高1000~2000メートルぐらいの高原へ頻繁に通っていたものじゃが、何十年も通っているうちにちょいとばかり食傷気味になってしまったのじゃよ。

 

 それに加えてワシの地域は7月盆じゃからのう。

 

 どうせしばらくは家を空けられぬわい。

 

 そこでまたまた思い出写真の御登場と相成った次第じゃ。

 

 

 今回は高原に限定した夏の画像を引っ張り出してみたのじゃが、相変わらず場所も日時もバラバラじゃ。

 

 退屈しのぎにでもご覧いただけると嬉しいわい。

 

 高原の夜明け。

 

 

 

 

 未明から地面を這うように朝霧が湧き上がっていた。

 

 夏の高原の花と言えば7月はこのシシウドじゃ。

 

 

 

 雲海の彼方には残雪の富士山。

 

 

 

 7月の高原の主役はシシウドじゃが、6月の高原を彩るのは何と言ってもレンゲツツジじゃわい。

 

 

 

湧き上がる入道雲とレンゲツツジ。

 

これぞまさしく高原の夏じゃ。

 

 

 

 レンゲツツジ咲き誇る高原を山霧が吹き渡って行く。

 

 


 森の奥深く、霧に包まれてひっそりと咲くレンゲツツジ。

 

 

 

 車を走らせていると目の前に突然、光芒が射し込んできた!

 

 

 

 怪しげな木々の中で、しばらくは幻想的な光景が展開されたわい。

 

 

 

渓流の片隅で健気に咲く岩ツツジ。

 

 

 

別の渓流ではヒメレンゲが彩りを添える。

 

 

 

 

朝光に輝く蜘蛛の巣

 

家主(蜘蛛)は好きではないが住処(巣)は好きじゃのう😅

 

 

 

合歓の花も初夏を彩る花の一つじゃ。

 

 

 

池を漂っていた草の上に、池畔に咲いていた一輪の花が何とピンポイント不時着。

 

 

 

レンゲツツジの咲く池ではなぜか池底からバブルが湧き上がっていた。

 

 

 

 霧に包まれた池の中の浮島。

 

 

 

 赤と白の競演じゃ。

 

 

 

人間様の背丈ほどもあるレンゲツツジが晴れ姿を誇示してござる。

 

 

 

紅一点。

 

 

 

 おっと! 初夏の高原には忘れな草も咲いていたわい。

 

 

 

うっかり忘れるところじゃったわい。

忘れな草を忘れてしまっては話にならぬのう😜

 

 

 

 高原の夕暮れ。

 

 そして・・・

 

 

 

 また新しい朝が巡って来る。

 

 

おしまい

 

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