雪に描いた縞模様 最終回 | 89歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

89歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

風景写真に魅せられた後期高齢者が、時には車中泊を織り交ぜながら撮影を楽しむ様子です。
                       
                       








                        

前回のつづき

 

 

雪に描いた縞模様 最終回

 

 

 変わり映えのしない画像が長々と続いているのう。

 

 故障したカメラが帰って来るまで、この開田高原シリーズをもうちょいと引っ張らぬと間が持たぬのじゃ。

 

 しかしそれもこの回でおしまいにするからのう。辛抱してご覧になっておくれでないかえ。

 

 

 日の出時刻にはあんなにどんより曇り空じゃったのに、今ごろになってやっと薄日が射して来て、次第に縞模様が濃くなってきたわい。

 

 

 

 

 雪面の傾斜や凸凹により、縞模様は様々なラインを見せてくれる。

 

 

 

  目前にそびえる山がなければ、低い位置から光が射し込んで来て、深紅に染まる雪原が見られるのじゃが、ここではそれは望むべくもないわい。

 

 

 

 

 

 

 相変わらず同じような画像ばかりじゃ。

 

 

  陳腐な画像ばかりじゃが…

 

 

 誰も足を踏み入れていない雪原は街中ではなかなか見られないわい。

 

 

 

 

 

 面白い雲が浮かんでいるわい。しかしこちらは北じゃ。

 

 東じゃったら朝焼けに染まってくれるかも知れぬが、この辺りは山が高いからのう。

 

 なかなか深紅には染まらぬじゃろうて。

 

 

 

 

 面白い穴が開いているわい。雪が融けた状態を見てみたいものじゃ。

 

 

   こんな同じような光景ばかりを長々と撮っていてもしかたがないのう。

 

  そろそろ帰り支度に取り掛かるわい。

 

 

 

  その前にもう一度だけ霊峰御嶽にお会いしてお別れの挨拶をしてくるとしようか。

 

 

 

 う~む。なかなかいいお顔じゃ。

 

今日はこれでオサラバさせてもらいますわいお願い

 

 また遊びに来ますからのう。その時はまたご機嫌よう迎えてくだされや。

 

 

 

 アップ 「気をつけてお帰りください。またのお越しをお待ち申し上げます」

 

 ハイハイ。気をつけて帰りますぞえ。

 

 またお邪魔しますわい。待っていてくだされバイバイバイバイバイバイバイバイ

 

撮影 2月8日

 

おしまい

 

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