土砂災害を乗り越えて~赤そばの里 その1 | 89歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

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風景写真に魅せられた後期高齢者が、時には車中泊を織り交ぜながら撮影を楽しむ様子です。
                       
                       








                        

土砂災害を乗り越えて~赤そばの里 その1

 

 彼岸花は終わってしまったし紅葉にはまだ間がある。

 

 毎日々々、次の被写体を探し求めているのじゃが、認知症寸前のおぼつかない頭ではなかなか思い及ばないのじゃ。

 

 ただ、一つだけ今ごろの時期にぴったりの場所があるにはあるのじゃが・・・。

 

 そこは長野県箕輪町の赤そば畑なのじゃ。

 

 毎年9月下旬になると、広大な敷地に赤そばが真っ赤なじゅうたんを敷き詰めたように広がるのじゃよ。

 

 ここへ行ったのはもうかれこれ10年も前になるかのう。

 

 しかしワシはそれ以来、とんとご無沙汰してしまっているのじゃよ。

 

 ワシがこの撮影地に二の足を踏んでいるのは理由があってのう。

 

 それは駐車場から赤そば畑へ行くにはアップダウンのある山道を15分ぐらい歩かなければならないからなのじゃよ。

 

 こんな年寄りの腰痛持ちではおそらく2、30分は掛かるからのう。なかなか行く意欲が湧かなかったのじゃ。

 

 しかし毎日ボケーッとしているのも飽きたからのう。

 

 思い切って久しぶりに行ってみるとするわい。

 

 ネットで調べると、毎年行われる赤そば祭りはコロナ禍のため中止しているが、入園は可能だという。

 

 ありがたい。

 

 カメラマニアにとってはお祭りなど中止の方が都合がいいわい。

 

 画面の中になるべく人物を入れたくないワシにとっては、人出が少ないに越したことはないからのう。3密も防げることじゃし。

 

 

 しかし行ってみて驚いたことに駐車場はかなりの車じゃ。

 

 主催者側としては來園はあまり歓迎していないのかのう。

 

しかしせっかく来たのじゃ。行かないわけにはいかないわい。 

 

 ここからはソバ畑まで年寄りには過酷な山道が続くが、少しでも体力を消耗しないようにのう。ゆっくりゆっくりとじゃ。

 

 

 よたよた歩いていると、途中にこんな立て看板が・・・。

 

 なーるほど。

 覗いてみると確かに遠くにピンク色の彩りが垣間見えるわい。

 

 

 またしばらく歩いて行くと、コロナ禍で閉店中の売店があった。

その前にこんな張り紙がしてあったわい。

 8月に降った豪雨により、土砂が流れ出して蕎麦畑を襲い、まだその爪痕が残っているらしい。

 

 状況はあまりよくないかも知れないのう。

 

 

 さらに歩を進めていくと道端に赤そばらしいピンクが見えてきた。

 

 しかしこの蕎麦畑は本番ではないのじゃ。

多分ちょいとした空き地を利用して後から作ったのじゃろうな。

 以前はなかったような気がするわい。

 

 

 やれやれ。やっと着いたようじゃ。

 地元の子供たちが描いたものじゃろうのう。手作り看板がワシを迎えてくれたわい。

 

 

 効能書きはこの看板を読んで下され。

 

 

 こんなところなのじゃがのう。

懐かしいのう。久しぶりじゃわい。

 

 

 

 

 

 

 はは~ん。 これじゃな。土砂が流れたという痕跡は・・・。

 

 至るところに土砂でえぐられた深い溝が出来てしまっているわい。

 

 以前はピンクのじゅうたんを敷き詰めたような光景が広がっていたのじゃがのう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 こんなところで初日の前編はおしまいにするわい。

 

 後編も変わり映えのしない画像が続くが、また見てやってくだされや。

 

撮影 9月28日

 

つづく

 

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