滋賀県近江八幡市に西の湖という小さな湖(琵琶湖に比べればね)があるのう。
以前、ここへ撮影に行ったとき、面白い形をした数本の木が湖の葦の中に立っていたのを思い出してのう。
その時は真っ昼間じゃったから、どうということもなかったのじゃが、これを朝夕の時刻に撮影したらどうなるかと思ったんじゃよ。
天気予報のサイトで☀を確認して出かけてみたぞえ。
この木なんじゃがのう。
ちょっと面白い格好をしていると思わないかえ。
ところが、来てみて気がついたのじゃが、これらの木は、道路側から見ると全部南向きに立っているんじゃよ。
ちょいとがっかりしたわい。
南向きじゃあ朝夕ともにお天道様にはお目に掛かれないからのう。
今さら気がついたところでどうしようもないわい。
ただただ現実を素直に受け止め、それを記録するだけじゃ。
太陽が大分西に傾いたぞえ。
それにつれて南の空でも結構色づいてきたわい。
市街地にも灯が灯ってきたわい。
今ごろはあの辺りで、特産の近江牛でもぱくついているんじゃろうのう。
夕闇が迫ってきた。
こんなところで今日は“店じまい”じゃ。
ここは平地じゃから気温は高いわい。
冬なら冬らしく、早く雪でも降って銀世界になってくれないかのう。
スタッドレスタイヤが減るばかりじゃ。![]()
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つづく










