ミツバツツジ終焉2 | 89歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

89歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

風景写真に魅せられた後期高齢者が、時には車中泊を織り交ぜながら撮影を楽しむ様子です。
                       
                       








                        

 さて翌日じゃ。

 

 しめしめ。空は晴れて、霧も湧いているぞえ。

 

 ところが霧は上空を流れていくだけで、森の中は何の変哲もない。枯れツツジばかりのただの森じゃい。ムキー

 木々の間に薄紅色に染まった霧が垣間見えるがのう。

朝陽は雲隠れじゃ。いや、霧隠れじゃ。

 

 それにツツジがこんな具合じゃあのう。

 

 こうなったらもう撤退じゃ、撤退じゃ。

 来年になったらリベンジのリベンジをするまでじゃ。 

 それまで生きておったならのう。グラサン

 

 帰り道の渓流で、またもや手振れ補正のテストじゃ。

1/5秒

 こんな長い露光でも手持ち撮影が出来るのじゃからのう。

昔じゃあ考えられないことじゃわい。

 

1/8秒

 

1/120秒

 こんなスピードなら楽々じゃ。

 

1/13秒

 

0.5秒

これが限度かのう。

 

 

5秒

 さすがにこのスピードになると手持ちは無理じゃからのう。

 三脚のお世話にならざるを得ないわい。

 

 30秒

 この露光時間になると、流れはまるで綿かシルクのように見えるのう。

 

30秒

 こんなに長時間になると、手前の木の枝は風に揺られてブレブレじゃが、これはこれでチト面白いじゃないかえ。

 

 

 クソ面白くもない車中泊じゃったが、何も収穫がなかったわけじゃあないぞえ。

 

 抑えるところはちゃんと抑えておいたから安心とくれ。

 

 それではまたのう。サラバじゃ。バイバイ