茶道(さどう)っていったって、今まで身近にやっていたひともいないし完全に敷居の高い印象しかなくて。
しかもいつ使うんだ? そもそも面白いものなのか? やる意味は? そのモチベーションはどこから?
間違いなく、つかみどころのない世界だった。
きのうは渡部のTVドラマ撮影&映画アフレコが事前に判っていたため、代替(だいたい)で茶道WS(ワークショップ)を開催。
前回は終了間際だったから、顔を出すだけしかできなかった。
今回は30分遅れでの参加。
と言っても、椅子に座る感じ。
立礼(りゅうれい)というらしい。
華美でなければ、じっさいもおおくの場合、洋服でかまわないとのこと。
とくに俳優であれば、スタンダードであるこの表千家(おもてせんけ)が実用的だ。
お茶もおかしも食べられて、リーズナブル。
おかしは女性が好きそうな可愛い感じ。
季節ものも含め、種類は限りなくあるらしい。
お茶も濃くておいしい。
お湯から違う感じ。
癒される。
考えてみればお茶もおかしも大好きだし、旅行中に優れた陶器に合うと心が動く。
きちんとお茶を習い、点(た)てるようになりたいまでの気持ちはまだない。
それでもお茶の席に客として遊びに行くだけでも問題ないらしいので、俄然(がぜん)興味をもった。
ホストとコミュニケーションをとってくれる役回りの席にさえつかなければ、まずは安心だ。
こういうのって、ちゃんと学ぶには右も左も判らないまま、まだ教えてももらっていないことに怒られ凹(へこ)み…… みたいなイメージがある。
こうして聞けば、客として4-5番目に座るくらいならできそう。
個人的になぜ関心を持ったのか、というと、茶道に触れているかたがたがふだんまわりに居てくれるひとと、また違った分野だから。
なかなかそういう空気にいられることは、望んでもないこと。
もちろんゴルフを練習したり、人脈や交遊関係を広げるため、ほかにできることもあるだろう。
それでもお茶や着物を知ることは、将来たとえば映画を海外に紹介するとき、おおきな力となる。
あるいは日本でもてなすとき、海外のひとびとにおおきな喜びを感じてもらえるかもしれない。
とくに男性は比較的少ないだろうから、やる価値は少なくないだろう。
そしてそれは、年齢を経るごとに増していく。
広く浅くてかまわないのに、その価値は世界的にみておおきい。