
ホフマン館を見てから、
煉瓦窯を見学に行ってきた。

見学料100円、係の人が100円でやすいかな?と
言うので見るほうは安いほうがいいねと言った。
数人あつまったので係の人が、
案内と説明をしてくれた。
建物内に入るのでヒルメットをかぶり、

外の煉瓦から見て行った、
入り口も壁の厚さがかなりあった。
中がかなりの熱になるので厚いのかも。

入り口(材料の搬入と搬出)の上に部屋番号
が付いている、
第1号から第十六号まである。

煉瓦も下側と上側で色が違っている、
イギリス積みで焼く温度で色や硬さも、
違ってくるみたい。
下側は水などもかかるので、
固く焼いているようです。

中の方に入って見ると、
まだ新しく、積み直している。
古いほうは安全を期して
保存の為そのままにして
見学場所の方は同じ様に復元している、
床も落ちないようにコンクリートで
補強しているという。

天井には四角い穴があいている、
二階から煉瓦を焼くための燃料
(粉炭)が落ちてくる穴になっている。

煉瓦を焼くときの煉瓦の並べ方で、
熱が平均に廻るようにとのことで
資料から模擬に並べてあると言う。

焼くとき熱を防止するための間仕切りで
すぐに壊すので簡単に積んだみたい。

耐震の為の補強で、
向こう側に壁と焚口がある。
きれいに積んであるが実際はすぐ壊すので、
簡単に積んだと説明していた、
熱と煙が漏れなければいいんだものね。

2階に上がって見た、
円形にレールが内外あり
燃料を運ぶためなどに使われたという。
ところどころに蓋があるのは、
ここから燃料の粉炭を入れたという。

ダンパーで煙突に排気されるように
空気の流れを調節するダンパー開閉器。

煙突の周りは木でできていて、何回も修理交換
したあともあった。まだ鉄がない明治のころなので
しょうがないと思う、
今煙突の周りの鉄の補強は最近の
耐震補強の為と言う。

外には旧煙突の断片が展示されている、
関東大地震で煙突が折れその時の部分で、
平成23年の保存修理工事の時発見されたと言う。

半分くらいのところで折れその上は積み直され、
上の部分は厚さも薄くなっているという、
今は煙突も鉄骨で耐震補強されている。
野木町煉瓦窯 2016年7月3日撮影
(旧下野煉化製造会社煉瓦窯)
国指定重要文化財
ホフマン式輪窯は2基造られ
現存する東窯は明治23年6月に完成
昭和46年製造休止
場所 栃木県下都賀郡野木町大字野木3324-1
駐車場 あり
トイレ あり
見学時間 9:00~17:00
未公開日 毎週月曜日、年末年始(12/29~1/3)
(国民の祝日開館、翌平日閉館)
煉瓦窯見学料
中学生以下 無料
高校生以上 1人 100円
(15人以上の団体80円)
お問い合わせ
TEL 0280-33-6667
TEL 0280-33-6668
写真等事務所に確認して掲載しています。