Oisix(オイシックス)食材宅配おためしセット




見に来ていただきありがとうございます。

ちゃるです。



今日は

子ども達にとっては優しいじぃじ

私にとっては父 の話です。















あ、私の父は結構クセのある こんな人です。


キティちゃん事件はこちらの記事











私の父ね…

超田舎で、農業もやり、自営業を営む

豪快パワフル破天荒おやじです猿


声もデカく、大酒を飲み、

なんでも自己流でやっちゃう‼️





70代のおじいちゃんとなった今では

老夫婦2人暮らしですが、

私が子どもの頃は7人家族でした。





父、母

そして私(長女)、妹、弟

祖父、祖母

の 7人家族。









私、とにかく父が嫌いでね〜あせる

小学生から高校生まで、なんだったら成人してもずっと嫌いでした。




その理由は

今でいうとパワハラ モラハラ





家に帰ってくると、家族とケンカばっかり‼️


酒を飲んでは威張り散らす‼️


子どもの事も、その場だけの状況で判断して、

自分の気分が悪ければ、

すぐに怒鳴る

たたく

家から出すゲッソリ






これやばいでしょ〜⁈ 家から出すってピリピリ





言うことを聞かない子は

蔵に入れるぞ



の世界なんです。








また田舎だから、本当に

家の隣には

でっかい蔵があるんだよねーガーン









蔵ってこんなやつね。画像お借りしました。













ってこれ、何時代よー!


ほんと、今の時代からは

考えられない子育て!!!












ちなみに私は長女なので、

蔵には何回も入れられました!

みんなへの見せしめとして。


って独裁者かよームカムカ 











もうね、夜の蔵は暗いのよ。

いやオヤジギャグでなく。


蔵には電気なかったからね。

本当に真っ暗!

漆黒の闇 ⚫️





っとに、こわすぎるって!

どこぞのお化け屋敷なんてもんじゃない






しかも、蔵の入り口には

重たい鉄の扉。

大人の力でもやっと開く重さ。






そんな中に5歳とか小学生とかの小さい女の子(当時の私)

を 1人 放り投げるなんて〜!

ダメでしょーこの子育て。








そんで、蔵に入れたことが

果たして「良い子」をつくることになるのかー?


ならんよね、んなもん。







のちのち、トラウマになるくらい、その時の嫌だった気持ちを思い出すだけだわ!

あーやだやだ。









んで、蔵に入れられてギャーギャー泣いてるとね、

毎回、優しい祖母が登場する!


「よしよしあせる

ばあちゃんが、父ちゃんに

一緒に謝ってやるから、ほら家に行こう」

って 助けてくれる泣くうさぎ









もはや、お決まりのパターン。




ザ・劇団「土蔵」














でもさ、5歳のちゃるなりに、

考える訳よ。

あたし、蔵に入れられるほど、悪い事したのかな?って。






でもさ、どー考えても

私は悪くなかったの。


あの日は

持ってたお菓子に、猫ちゃんが飛びついて、

びっくりして手を離して

お菓子を落としちゃって。

     ↓

で床にお菓子が散らばってる状態の時に、オヤジが帰ってきた。   

     ↓

食べ物をこんな粗末にする奴は許せねぇ!

蔵だ!お前は蔵に入れられないと分からねぇんだ!

     ↓

ちゃるを抱き抱えて蔵に入れる










ほらね、全然納得いかないの。


だって

私の言い分

を聞いてくれないから!









だから、私は子ども心に強く誓うよね。


オレがもし母親になっても、この様な叱り方は絶対にしないぞ

と。





絶対にお互いの言い分を聞いてやるんだ

と。







そう、例えるなら

魂に刻む

感じ。









そしたら、本当に魂に刻まれたの!


あれから40年以上経ったけど、

保育園の仕事でも、

自分の子育てでも、

ちゃんと忘れてないよ!



叱る前には、まず

どうしてこうなったのか、

相手はどう思っているのか、

そしてこちらはどう思っているのか、

をよ〜く聞く人間になりました。










よくさー、保育士でいるんです、

とりあえず謝ればいい

みたいな保育の方。






ほら、早くごめんねは?

とかね、

ごめんなさい言わないと、許してあげない!

とかね。








違うのよ。

子どもはみんな優しい心を持っているから。




うまく謝れなくても

何かを感じていると思います。





自分の言い分を聞いてもらって、まずは気持ちを受け止めてもらって、


次に相手がどう思ったか聞いて、現実を受け止めて、


そしたらじゃあ自分はどうしたら良かったか、小さい子どもなりに考えるんです。





怒りがおさまらなくても、そこで

「自分はこういう事で頭に来たんだな」

と分かる事が大事なんです。






無理に「ごめんね」を言うことが解決ではない。






私はそれが大事だと思います。










私の父の育て方は良くなかったけれど、

それをいつまでも恨んでも仕方ないですね。


こうして反面教師で

私も大事な事を学べて良かったんです照れ










そんなオヤジも今では、

孫に優しい田舎じぃじ。

とてもいいことです。






私もあんなに嫌いだった人間を

許せるようになるんだなぁと、

人っておもしろいなと感じております。









ではでは、今日も最後まで読んでいただき

ありがとうございましたラブラブ