本日も見に来てくださり、ありがとうございます
今日は私の父の事を書きます。
私の父は破天荒タイプです。
よくも悪くも、我が道を突き進む。
団塊世代で、戦後の中たくましく育ってきた、田舎の農家オヤジ
さらに自営業で会社もやってた
大酒を飲み、なんでも豪快
まず声がデカい
重機の運転もラクラク
興味ある事はなんにでもチャレンジする
美味しいと思った物は、家でも研究&手作り
珍しい農作物、食品加工、発明品など何でも
自己流でやっちゃう
やだ、こうして文字で見ると、
なんだかステキな感じ
でもね、こんなパワフルな父がいる家族は
なかなか大変なのよね
全部、自分の気持ちだけで動くから、それに協力する家族は振り回されて、ほんと大変
私の母を見てても、いまだに大変そうです
そんな父、私が小学生の頃なんて、
パプアニューギニアに憧れてしまい、
山の木を切ってデカいイモ虫をたくさん見つけ、
「タンパク源だぁ〜」と料理して食べてた
どーする、これ
ものすごい反面教師だわよ。
ま、ある意味、時代を先に行ってるのか⁈
それとも時代を遡っているのか⁈
とにかくすごい豪快オヤジですが、
私の記憶に強烈に残る
キティちゃん事件
というものがあるんです。
これは私が6歳頃の話。
ある夜、オヤジはすごく酔っ払って帰ってきた。
そして、ふとそこにあるキティちゃんのぬいぐるみが気になった。
それは当時、親戚のおばちゃんが私に送ってくれた、大きなキティちゃんのぬいぐるみ。
父「ん?これなんだ?」
私「キティちゃん」
父「こりゃ猫か?これじゃあダメだな。
クチがないじゃねーか」
イヤな予感
父「よし!俺がクチを描いてやらぁ!」
⁈
俺がクチを描いてやらぁ
はい、やばいの出ました。
オヤジが言い出したら、もう誰も止められない。
父「油性マジックを持ってこーい」
家族全員で止めたにもかかわらず、
私のキティちゃんの顔はこうなりました
あーあ、やっちゃった
私は
「こんなのキティちゃんじゃなーい!」
と大泣き
当時の自分、かわいそう
その後はキティちゃんがトラウマになり⁈
キティちゃんが怖くなってしまいましたとさ。
なにこれー、この誰も幸せにならない感じ。
思い出してしまって、泣きそうになるわ、もう!
こんな感じの、パワフル破天荒オヤジも
今では70代後半!
ちょっと毒が抜けたおかげで、
うちの長男くんと次男くんにとっては、
おもしろパワフルじぃじ
になりました。
まぁ、このじぃじの孫なら、
マグロ漁船ごっこもするかもね
私の父親としては大変だったけど、
じぃじくらいのポジションならいいかもね
ハッピーエンドってことにしておきますか。
今日も読んでいただき
ありがとうございました