こちらの続きです☟
その前に ちょっとご案内
これを読んでくださっているあなた
もし怖いのが苦手な方や
これから出産だよという方の場合、、、
この先、なかなか衝撃的な表現がありますので、ショックな気持ちになるかもしれません。
もちろん怖がらせるつもりは全くないのですが、そういうの苦手な方は、おすすめしません。よろしくお願い致します。
それでは続きです。
なんだか早くしないとヤバい予感がする出産。
どんなに頑張っても赤ちゃんが出てこれない!
このままじゃ産道で窒息してしまうかもしれない!早くしないと!
それは赤ちゃんの首にへその緒が絡まっているから!さらに赤ちゃんの片手も巻き込んでいるから!出たくても出れない!
ここで医師のとった行動、
なんと それは!
お母さんの上に乗り、
チカラづくで赤ちゃんを押し出そう作戦![]()
え⁈![]()
えー⁈
お母さんて、私だよね?
このデカい医師が
私の上をまたいで、お腹を押して、赤ちゃんをチカラづくで押し出すだと⁈
なぁ〜にー⁈
やだやだやだやだやだやだ
こわいこわいこわいこわいこわい
なーんて思うヒマもなく、
医師もよっこらしょと私の分娩台に登り、
仰向けの私の、足の方を向いて馬乗りになりお腹を押そうとしている。
そう、私の目の前に、ちょうど医師のおしりがくるポジション。
そしてお腹の張りとイキむタイミングに合わせて、
ばかデカい医者がクソぢからで
ものすごい力で、ぎゅっぎゅっと押す!
ぎゅっぎゅっぎゅっと押す!
私は意志とは関係なく
「ぐぇっ ぐぇっ」と
そのたびヤバい声が出る。
息もまともにできない、
肋骨折れるんちゃうか、
赤ちゃんもヤバいけど、
おれもやばーーーい!
修羅場か⁈
と、こんな状況、
たった一度でもトラウマ級なのに、
これを3セットくらいやった![]()
まじで死ぬかと思った!
そしてついに、
ついに、
赤ちゃん娩出!
しかーし
全く泣かない!
だよねー!!
バタバタする現場。
ちらっと見えた赤ちゃんの足は紫色だった。がびちょーん!
私は涙ながらに声を振り絞って
「赤ちゃんがんばれ!
がんばって息をして!」と
何度も大声で
言い続ける。
まだ泣かない。だめだ、
NICUに連絡して!
と聞こえる。
赤ちゃん、死なないで〜(涙)
と願っている間に、赤ちゃんは少し呼吸ができるようになったらしく、
オニ助産師が私に近づき
「あ、息してるからひとまず大丈夫。これからNICUに入るから。」
とサクッと伝えていった![]()
いやいや、
温度差〜!
そんなわけで、長男くんは
扉1枚向こうにあるNICUに移り、
そこで最初の10日間を過ごすことになります。
この時は、NICUとくっついている病院で良かったと、心底思いました。
私は最初、助産院での出産も考えておりまして(なんだか助産院てあたたかいイメージあるし)
でももし助産院とかだと、場合によっては
この時点からNICUに搬送するのかな、
それはそれでまた大変だな、とかいろいろ考えちゃいました。
ほんとに出産て何が起きるかわからないね。
ひとまず、赤ちゃんは呼吸できたみたいで
良かった。
あっ!自分の事忘れてた!
なんだか下半身
ものすっげー
痛いんですけど!!!
さっき、赤ちゃんの足が紫色だったあたりから、どうも私の体の補修作業(縫合)も
同時進行してたみたいで。
そりゃそーよね、
頭が出てくるだけでも出血するのに、
へその緒が赤ちゃんの首や手も絡んでるし、
それを医師がちからづくで無理やり何度も押すものだから、そりゃ切れるわ血ぃ出るわ、
私の身体はズタボロ もう大変!
あー怖い考えたくない。
しかも麻酔が効かないだか、意味ないだか、とにかく麻酔なしで、私の体の中、
産道とかの縫い合わせを数十針も…
お、おぇ〜![]()
考えると気持ち悪くなるのでやめます。
(医療的処置とか間違って記憶してたらごめんなさいね、お許しください)
とにかく、そりゃ痛いに決まってる!
なんなら、
赤ちゃんに気を取られてたおかげで、
自分の事そっちのけで
気にする余裕がなくて
逆に良かった!
と、そんなわけで、
私も赤ちゃんもどーにかこーにか
出産を終えることができました。
あ、あと忘れてた!
実はこれ、まさかの
立ち会い出産だったんです!
私の主観だけで書いちゃったけど、これすべて
夫は間近で見てるのよね![]()
って、そっちの立場の方が
怖いわー😱
よく倒れなかったな、夫!
さすがに私の上に医師が乗ってお腹を押した時、
私から聞いたことないような声が出てるから、
「先生!嫁を殺さないで!」
とは聞こえたような気がする![]()
とにかく、ギリギリ無事に⁈
なんとか初めての出産を乗り越えた話でした。
長い間、お時間とらせてすいません
最後まで読んでくださって
ありがとうございました![]()


