18時


中国最後の夜となった

昨日は日本食だったので今日は中華が食べたい

もう2度と来るかもわからない中国最後の夜にできれば和食は食べたくない

オレ以外の3人は昨日と同様和食を食べたがっていたのだが、オレはどうしても中華が食べたいと言い張った

「もういいだろ、中華はよ」

なんて言う父の制止を振り切り通訳のリュウさんに

「どこか火鍋屋さんに連れてってください。最終日なんで一緒に食事しましょうよ」

と、頼む



火鍋

最近日本でもチェーン店ができるなど、すっかり知名度を高めた中国の辛い鍋だ

辛いものが苦手なキャメルスタジオ の住人達には奴隷の食べ物と言われる事もしばしば


連れて行ってもらった火鍋屋は具を選べるだけでなく、タレも自分の好みで調合できる

もちろん中国語が話せないわれらはリュウさんの説明を聞きいろいろと注文をつける

「オレはにんにくベースで唐辛子の利いた辛いタレで・・・」

なんて言って調合してもらっているとこぼれたタレがリュウさんへはねた

着ていたベージュのシャツに黒い染みができる

「アイヤッ!」

リュウさん叫ぶ

「アイヤ~」

店員困った顔で言う


オレ:;:゙;`(;゚;ж;゚; )ブフォ!!


まさか、こんなナチュラルに使うと思ってなかったw不意をつかれたオレはビールを吹き出すww

もちろんそこでも「アイヤッ」wwwも う や め てwwwww


ふう~と一息吸い込んで思い切って聞いてみた

「やっぱり中国の人って『あいや』って言うんですか?」

「言いますよ~失敗したとき『哎呀』いいます」

やっぱり言うのかw今度からジャッキーの映画は字幕で見ようw

いっつも日本語吹き替えだからいかんのだなw


少しのビールで腹が膨れるのが嫌なので途中から「白酒(バイチュウ)」 に切り替えた

中国の酒と言えば紹興酒だろ?と、思ってたんだがどうやらこの白酒の方がメジャーらしい

最初クチにするとその匂いの強さと度数の高さに驚くが

2~3杯呑んでるうちに、なんだこれはこれでありではないか、と思ってくる

ただし、50度近くあるものを呑んでいるので酔いは猛烈にまわる

隣の席では酔客と10人ほどの中国人が互いに白酒を酌み交わし大声で言い合っている

少しは上品に呑めないものか?


あ、肝心の鍋はうまくなかった

なんだかやっぱり味がぼけてるのよねぇ


味がぼけてるのも、酔客がやかましいのも「アイヤ」の一言もすべてが中国なのだ


やっと中国に来たのだなと、実感してきた

しかし、気づくのが遅かった

明日オレは日本に帰る

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中国のイメージ

○街中が埃っぽい。臭い

○そして人民元も臭い。財布が臭くなっちゃった。

○治安は思っていたより悪くない
○中国人は声が大きい

○やっぱり中国と言えばチャリンコだろ。って思っていたのが車社会
○メシ不味い。日本で食べる中華とは全然違う。

○日本人向けの商売以外の店はどこも店員は無愛想
○テレビ観ていると、芸能人の女性はやっぱり綺麗

○若い金持ちが多い

○どこにいっても人だらけ
○反日感情剥き出しの人には今のところお目にかかっていない

○日本食はうまい

○日本だと中国の狂犬病が話題になっていたが、犬なんてほとんど見ない

○声でかい、さらに早口

○酔客は万国共通

◎困った出来事が合った時に 「アイヤー」とは言わない

・・何故か知らんが、飲み物は全て甘ったるい。緑茶甘くて飲めなかった


・美味しくない火鍋 1ガッカリ

・みんなでアイヤ  大爆笑w

・声の大きい酔客  どこも一緒


ここまでの合計

69ガッカリ



食事を終えて工場を見学となったんだが、この工場がまたなんともだらしない工場だった

日系の企業にも関わらず整理整頓ができておらず、資材があちらこちらに転がっている

従業員はヘルメットもしていない

普段はしなくてもかまわないと思うんだが、せめてお客さんが来るときくらいは、ねぇ・・・


30分ほどで見学を終えわれら怪しいおっさん軍団はまた上海へ帰ることにした

工場を紹介した父はだらしない実態に憤慨していた

オレが紹介した工場を散々バカにしといて自分もたいしたことないんだから世話ないわw


幸いにも車はすいていて日が傾きかけたころには上海に戻ることができた

同行者の上海支社に挨拶をし、ホテルへ戻ろうとしたとき道端で変わった光景を見かけた

街頭新聞?


歩道に新聞が掲示してあるのだ

日本でもバス停などに地域のお知らせなんかがあったりはするが

新聞がずらっと並んでいるのは見たことがない

やはり、中国は貧しいということか?新聞を取ることができない家庭が多いということなんだろうか?

そしてホテルへ帰るために車へ乗ろうとしたとき

オレはふと思いつき同行している通訳へ質問をなげかけた

「ここからホテルまで遠いですか?」

通訳は

「いえ、車で5分くらいです」

と、答えてくれた

オレは迷わずこう返した

「オレ、歩いて帰ります。道教えてください」

通訳も父も同行者も『なに言ってんだよ』という顔でオレをみた

でも、いいのだ。オレはどうしても一人で上海を歩いてみたくなったのだ

日の傾きかけた高層ビル群を指差し通訳の人が道を丁寧に教えてくれる

「じゃ、ホテルのロビーに18時で。なんかあったら電話しますね」

そう伝えてホテルに向けて歩きはじめた


思えば中国に着いてからホテルの部屋以外で一人になることはなかった

外出時はいつも通訳がついてくるか、日本語が通じる店だ

不便は何も感じなかったが何かもの足りなかった


ネクタイをはずしくるくると丸めポケットにつっこみホテホテと歩道を歩いていると

車内からは見えないいろんなものが見えてきた

路地裏にあるおんぼろな市場や山ほど荷物を積んで走る自転車

うっかりすると本当に轢かれそうになる危険運転の車

やたら早口で大きな声の人たち


活気あるなぁ


なるほど急激な経済発展をしている国という感じだ

経験はしていないが日本のオリンピック景気やいざなぎ景気なんてもこんな感じだったんだろう

バブル景気ってほど洗練されて無いところがアジアな雰囲気でいい

立ち並ぶ高層ビルにむせるほどの大気汚染

上を見れば青空が見えないほどのスモッグ、下をみれば蛙


蛙???


路上で蛙が売っている!?

これはあれか、やっぱり、日本の好景気時代にもあったカラーひよこの用に観賞用なのか?

ちがうだろうな・・・食材なんだろうな、おそらく


なんとも歪んだ街の景色

ビルの前ではプラカードに「職を探してます」といった内容を書いて座り込む人が見える

ビルからは運転手つきの車に乗り込む人が出てくる

発展と停滞のはざまで傍観者のオレは通り過ぎる

格差は日本のそれどころではなく激しい。共産主義なのになぜ?

オレの知っている共産主義 とはちがったので

帰国して改めて調べてみたが脳みそが完全に拒否したw


そしてホテルに着くころには日は沈もうとしていた

30分くらいで着くと思ったんだが結局1時間くらいだらだらと歩いてきてしまった

それでもこの一時間はどんな工場見学より充実していた


さあ、シャワー浴びて食事へ行こう

今日は中国最後の夜だ


その時、ホテルから本当にすぐ近くの路上で

「アイヤッ!」

と叫ぶおっさんを見かけた


ええ!?中国人って本当にアイヤーって言うの!?

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中国のイメージ

○街中が埃っぽい。臭い

○そして人民元も臭い。財布が臭くなっちゃった。

○治安は思っていたより悪くない
○中国人は声が大きい

○やっぱり中国と言えばチャリンコだろ。って思っていたのが車社会
○メシ不味い。日本で食べる中華とは全然違う。

○日本人向けの商売以外の店はどこも店員は無愛想
○テレビ観ていると、芸能人の女性はやっぱり綺麗

○若い金持ちが多い

○どこにいっても人だらけ
○反日感情剥き出しの人には今のところお目にかかっていない

○日本食はうまい

○日本だと中国の狂犬病が話題になっていたが、犬なんてほとんど見ない

○声でかい、さらに早口

△困った出来事が合った時に 「アイヤー」とは言わない

・・何故か知らんが、飲み物は全て甘ったるい。緑茶甘くて飲めなかった


・街頭新聞     1ニッコリ

・路上の蛙売り   1ニッコリ

・格差社会     よくあること

・アイヤ      5びっくり

ここまでの合計

68ガッカリ

朝起きると昨日と同じようにロビーへ待ち合わせ車に乗り込み無錫へ向かった

今日も工場見学だ

今日の工場はオレの紹介ではなくパパの紹介という事でかなり気が楽だ

「餃子工場なんじゃないの?」

なんて、今度はオレが言う番だ


日本で無錫という地名を出すと

「無錫?あの無錫旅情の??」

なんて話をよくされた。音楽を生業としているが「無錫旅情」なんて聞いたこともない

帰って調べて見ると尾形 大作が歌って88年に大ヒットした曲とある

尾形 大作・・・88年・・・

今から20年前っつうとオレ14歳か。もうバンド組んでたんだがなぁ

なんにしても知らんもんは知らん

釜山港に帰れは知ってるんだがなぁ


高速道路を走り3時間ほどで車は無錫へ到着した

その後、高速を降りて爆竹屋を発見

そういえば中国人って爆竹好きだったな

33kmの爆竹 とか「そりゃ兵器なんじゃねえか?」ってな物まで作るくらいだからな

なんでも爆竹には魔除けの効果があるんだそうだ

しかし、そんな魔除けで怪我をするのが中国クオリティ

何がしたいんだかさっぱりわからん


そうこうしてると車は工場へ到着

今日の工場は日本に本社を構える工場

日系企業なので日本語も通じるし安心だ

到着すると事務所へ通され待たされること数分

3人の作業員が事務所へ現れた

3人の名刺を見ると藤井・鈴木・里中という名だった

鈴木さんが

「ちょうどお昼ですし、食事でも行きませんか?」

などと言ってきた

そうね、腹が減ってはなんとやら

まずは食事に向かいましょう


「ビールは呑みますか?」

おおなんと、話がわかるでは無いか鈴木さん

もちろん呑みますと即答

運ばれてくるのわサントリーのビール


こんなチラシも見かけた


日本だとサントリーってウイスキーのイメージなんだが

上海あたりだとやたらサントリーのビールを見かけた

それもモルツとかじゃなく見たことのないビール

軽くて口当たりがいいから昼間にはいいけど、夜にはちょっと物足りないな

ってなビールが多かった


食事はもちろん中華

北京ダックやら上海蟹やらがどんどんと運びこまれてくる

ビールを呑みながらそれらを食べる

そうだよ。中国にいるのだから中華料理食べようよ

何もわざわざ日本料理を食べる必要ないじゃないか

そしてビールを1本飲み干して気づいた


中華まずい


なぜなんだ?中華料理まずい

日本で食べるとバーミヤンですら美味しくいただけるオレなのに!

高級料理の北京ダックも上海蟹もまずい

なんだかたいそうな海老もあったがこれまたまずい。生臭くて食べれたもんじゃない

ピータンはアンモニア臭がつよい。焼きそばは異様に油っこい

まずいというか体に合わないというのが正しいか?

これがスタンダードな味なんだろうか?

鈴木さんは工場の説明をしながら平気で食べている

藤井さんはいかにも職人といった感じで黙々と食べている

やはり、これが普通の中華なのか?台湾の中華は美味しかったんだけどなぁ

2本目のビールを頼むとぬるいビールがやってきた

これも中国のスタンダードか・・・

里中さんが中国語でどんどん料理を注文する

見渡せば父も箸が進んでいない

いや、それどころか同行者2人も箸が進んでいない

せっかくの中華料理だがテーブルの上に大量の食べ残しを出してしまった


一通り食べ終わり工場へ向かうという段になって里中さんがこういった

「コウジョウはワタシがアンないしまっス」

おまw日本人じゃねえだろwww

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中国のイメージ

○街中が埃っぽい。臭い

○そして人民元も臭い。財布が臭くなっちゃった。

○治安は思っていたより悪くない
○中国人は声が大きい

○やっぱり中国と言えばチャリンコだろ。って思っていたのが車社会
○メシ不味い。日本で食べる中華とは全然違う。

○日本人向けの商売以外の店はどこも店員は無愛想
○テレビ観ていると、芸能人の女性はやっぱり綺麗

○若い金持ちが多い

○どこにいっても人だらけ
○反日感情剥き出しの人には今のところお目にかかっていない

○日本食はうまい

・・日本だと中国の狂犬病が話題になっていたが、犬なんてほとんど見ない

・・何故か知らんが、飲み物は全て甘ったるい。緑茶甘くて飲めなかった

・・困った出来事が合った時に 「アイヤー」とは言わない


・まずい中華料理     1ガッカリ

・里中という名の中国人   1ガッカリ



ここまでの合計

68ガッカリ