終電間際の電車で最寄り駅に降り立つ。
手にはコンビニで買った晩ご飯。
駅前のテレクラからおじさんが一人、揚々とした表情で出てきた。
幸せってなんだろうと、自分と比べて、ふと思う。
そんなセンチメンタリズムに浸りながら歩いていたら、
目の前をタヌキと見まごうような丸々としたどら猫が
歩いていく。
通り過ぎるときにそのどら猫がこちらを向いて、
「みゃーお、みゃーお」
と2回鳴いた。
まるで、「辛気くせえ顔してんなぁ、なるようになるさ。」
といった感じで、鼓舞されているようで、
苦笑しか浮かんでこなかった。
ケセラセラ、ケセラセラ。