徒然草

徒然草

基本的に散文。
脳みそだだもれ。
思いついたことを思いついた時に脳内からコピー&ペーストしてるだけ。

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昨日、映画に引き続き向かったプロレス観戦の話。

 

今回は3.6の大田区大会ぶりの大きな大会。

 

ビッグマッチが揃っており、だいぶ前からワクワクでした。

 

その中でも、自分がイチ押しのレスラー、柴田勝頼選手のIWGPヘビー挑戦がメインディッシュ。

 

その前に自分的ハイライトをいくつか。

 

まずは第4試合の石井・矢野組vsケニー・ファレ組。

ここ最近矢野とケニーが絡むことが多くなってきているのですが、段々とこの二人の息が噛み合ってきているのが面白い。

大興奮に湧く場内の一服の清涼剤となった。

特に髪の引っ張り合いは定番化してきており、これからもこのコントを磨き上げていってほしい(違

 

次にタグチジャパンvsL.I.J.の試合。

今日もリコシェの八面六臂の活躍が目を引いたが、何よりも驚かせたのがラスト。

ジュース・ロビンソンがあの内藤から3カウントを取ってしまった。

大金星というところもそうだが、ナックルパートからのラリアット、そして決め技のパルプフリクションと自分で流れを作って決めれたことが大きいように思う。

そして、今日も田口監督のきれいなエビ飛び場外エスケープが見られたので満足。

 

そして、事件が起きたセミ。

チャンピオン高橋ヒロムvsチャレンジャーKUSHIDA。

ゴング前にKUSHIDAが急襲を仕掛けるも、その後のヒロムの場外パワーボムで脳震盪を起こしたのか、デスバレーボムと必殺のTimeBomb×2をあっさり食らって、まさかの2分弱でのフォール負け。

会場全体があっけにとられてしまいました。

 

最後は、メインのIWGPヘビー級選手権試合。

 

チャンピオンオカダカズチカに挑むはチャレンジャー柴田勝頼。

NewJapanaCupを優勝し、やっとの思いで挑戦権を勝ち取った柴田が今、無類の強さを誇っているオカダに対してどんな戦いを見せるのか、

始まる前から会場の雰囲気もそれまでとは違う異様な感じでした。

序盤は痺れるようなグラウンドの攻防が続き、柴田がやや優位かと思われましたが、中盤に差し掛かるやスタンディングでの熱い意地と意地のぶつけ合い。片方がドロップキックを食らわせれば負けじとドロップキックを打ち返す。

そして、終盤はもう火花が散るような魂の削り合い。柴田が手を掴んだままPKを連発し、さらにはオカダがレインメーカーを食らわせるもこらえる。しかし、オカダもレインメーカーを畳み掛けて連発し、最後には打ちきって、3カウント。

38分に及ぶ死闘。

負けはしたけれども、しっかりと柴田さんの漢の根性を見せてもらいました。

 

 

自分的には悔しさもあるけれども総じてとても濃い満足感のある興行でした。

 

少し日が開いてしまった。

今日は映画とプロレス。

プロレスはまた別日に回すとして、映画のことをば。

 

今日観てきたのは『夜は短し歩けよ乙女』。

 

森見登美彦氏の同名小説が原作のアニメ映画。

 

自分は森見氏の小説が好きで、あの独特の世界観というか、肩に力を入れずに(力を入れさせてもらえないと言ったほうが正しいかも)一気に読ませる感じがとても心地よい。

 

今日見た映画も小説の世界観をそのまま受け継ぎ、バカバカしくも惹き込まれる、森見氏風に言えば「おもちろおかしい」作品となっていました。

 

森見氏の小説は京都界隈に救う凡人になりそこねた変人たちの奇天烈な日常を描くことが多いのですが、映画でも遺憾無くそのヘンテコっぷりが全面に押し出されていて、飽きることのない(呆れることはあるけれど)2時間弱でした。

 

話は主人公の男子大学生のもどかしい恋愛模様が軸となっているのですが、そのヘタレっぷりと相手の女子学生の能天気っぷりが見事なコントラストを描いており、そこに絡んでくる人々(妖怪?)の多種多様な色が混じり合って、まるで万華鏡のよう。

 

アニメ映画を劇場で見たのはかなり久しぶりだったのですが、大満足でした。

 

今日は“お笑い”について。

 

今回の話はこちらの記事に端を発する。

 

『日本のお笑い芸人が世界に比べて「終わっている」は本当か』

http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1703/09/news020.html

(ITMediaビジネスONLINEより)

 

僕はお笑いがとても好きである。

学生時代にはNSC※に応募しようか本気で考えたりもした。

※吉本興業の新人育成所のこと

 

先の記事の発端となっているのは脳科学者の茂木健一郎氏が、「日本のお笑いはつまらない」とツイートしたこと。

日本を代表する科学者がこのような独善的な発言を公にしてしまったことにがっかりする。

 

そもそも日本のお笑いとアメリカのコメディでは性質が全く異なる。

 

記事でも述べられているが、アメリカのコメディはスタンドアップと呼ばれるような、コメディアンが一人でマイク片手に喋るようなスタイルだ。

一方で日本で一般的なお笑いは漫才やコント等の作り込んだネタを見せるものだ。

 

スタンドアップであれば、その当時の社会の風刺や批判が盛り込まれるのは当然のことで、何故ならばそれは、“おしゃべり”の延長線上にあるからだ。

つまりはその場その場で生み出される雑談に近いものなのだから、今のことだったり興味関心ごとに沿った内容になるのはごく自然な流れである。

 

一方で日本のお笑いはネタを作ることが優先である。その場の思いつきで喋っているわけではない。ネタを作り込んでそれを芸として披露するのである。時事ネタを軸にすると浅いものになってしまうし、その場で飽きられてしまう。(掴みやアドリブ部分に挟むことはするけれど)

 

確かに日本ではスタンドアップを演る人はあまり居ない。それは作り込んだ笑いを好む日本人には合わないからだと考えている。
逆にアメリカで日本のような考え込まれたネタのコントや漫才をやれるかというとそれも難しいと思う。

根本的に“笑い”に求めるものの質が違うのだ。

 

これらを同じ俎上に上げるのは、相撲とプロレスを比べてプロレスの方が素晴らしいと言っているようなものだ。
 

どちらもそれぞれの芸として素晴らしいものであるし、一括りにして比べるものでもない。

実際どういった真意で茂木氏があの投稿をしたのかは知る由もないが、もうちょっと気を使った言い方はできなかったものかと悔やまれる。