大学時代にジャズサークルに入って以来、聞く音楽はほぼそっち系である。
特にBLUENOTEは創設者達の思いや数々の名曲、ジャケットのカッコよさが際立っていて
学生時代から虜になっているレーベルだ。
大学卒業後、楽器を演奏する機会はほとんどなくなったが、これまでちょこちょこと集めてきたBLUENOTEのCDはローテーションで流れ続けている。
ジャズに限らず音楽鑑賞が趣味であれば、熱量の違いはあれど誰しもオーディオという魅力的なジャンルに踏み込んでいると思う。
かく言う僕も昔から興味はモリモリである。
そこに割ける資金がなくこれまで手が出せなかったが、結婚を期に家を建て替えることになり、ここぞと一式揃えることにした。
何千万の買い物なんだからオーディオの数万、数十万なんて屁みたいなもんだという危険な思考の賜物である。
オーディオの世界に片足の先っちょ程度突っ込んでみたが、まあとにかく深い。
家電量販店で揃える程度であればよいかも知れない。
その先を見ようすれば知識も機器の種類も費やす時間もそしてお金も底無し沼である。
なんでもそうだが、限れた予算内で満足を得るには目的と優先順位をはっきりさせることだ。
僕の場合はジャンルはジャズ一択。
迫力を重視して、特に管楽器やシンバルのリアルな響きが欲しかった。
コンサートホールというよりライブハウスでプレイヤー
の目の前に座り演奏を聴くイメージだ。
そして見た目はアナログ的であり、アンプは真空管であること!
これは絶対にはずせない要件だ。
オーディオを買う目的の半分はここにあるといってもよい。
だってめちゃくちゃ格好いいんだもん真空管って。
超初心者なりにそんな方針を決め、購入した器機はこんな感じである。
【スピーカー】
JBL 4312A
4312系はジャズを聴くなら必ず候補に挙がる定番なスピーカーで、見た目も良く早々に決めたのは良いものの、型番で悩むことなる。
素の4312から始まり、見た目はあまり変わらないが、AだのBだのMK2だのDだのEだの沢山の型番が存在する。
LPをメインにするなら4312Aまでが良いという情報を目にし探してみるが、何せ30年以上前のスピーカーが簡単に見つかるはずもなく…と思ったら近隣のオーディオ専門店で発見。
ちょうど入荷したばかりで値札もついておらず、しかもいいなぁと思っていたウッド仕様。
なんという偶然。程度も問題なかったので即決した。
【アンプ】
TRIODE TRV-88SER
ジャズで真空管アンプといえばMacintoshが有名だが、完全に予算オーバー。
めちゃくちゃ格好いいが予算の3倍以上、どうしたって無理である。
現実的な予算の範囲で買える真空管アンプはそんなに多くない。
いろいろ視聴し決めたのがTRIODEのTRV-88SERだ。
アンプはスピーカーに比べると故障が心配なので新品で購入した。
KT88という真空管を4つ積んでいるが、KT88はジャズに良く合うような気がする。
【LPプレイヤー】
Micro DD-5
ラックの関係で比較的小さめのLPプレイヤーを探していた時に目に留まった。
こちらも30年以上前の製品たが、コンパクトでウッディなプレイヤーは中々なく、比較的安価で入門には良いのでは思いオークションで購入。
いよいよセッティング当日。
初心者なりにいろいろ考えた末のチョイスだが、どんな音が出るのかドキドキである。
予め買っておいたお気に入りのLPをかけると思った以上に臨場感のあるサウンドが!
狙い通りトランペットやサックスの音色は生音っぽく迫力がある。
ドラムも目を閉じるとプレイヤーが浮かんでくる。
正直ピアノは響きが足りないのか埋もれしまっているが、全体的には大満足なセッティングとなった。





