もうすぐ春節
というタイミングで。
また体調を崩してしまい、絶食4日
以前と同じく、突然の不調ですが
今回は高齢がゆえ、呼吸器にも問題が。
でも、以前、命を救っていただいた後、
かかりつけ医として面倒を看てくれてた叶先生は
武漢に引っ越したため、蘇州で新たに
病院開拓をしなくてはならない情況でした。
大众点评で検索。
評判のよさげな病院を探し
看て貰ったのは↓ココ。
安琪尔宠物医院 Angel Pet Hospital
苏州高新区玉山路38号(川沿い)
電話:17712671881 0512-66326098
日本人学校からほど近い住宅地の
玉山路にかかる橋のすぐ横にありますが
道路からは見えずらい立地です。
開業は2016年以降のようですが
日常的に避妊・去勢手術を行っているようで
それなりの評判を得ている様子。
点滴などの手際が良く
評判どおりの獣医と思えましたので
記録をのこしマース(´・ω・`)
まず、受診初日。
電話で問い合わせたら
手術でなければ、予約は不要らしく
さっそく受診におでかけ~(((((;--)アセアセ
駐車場の一番奥へ
お願い、助けてあげてぇー(;ω;)
受付で猫の具合が悪いと伝え
先生を待つ間、
奥の壁の謎な手帳が気になり・・・・
見せて貰ったら、ナント、獣医師免許証(´艸`)
コピーを貼るのではなく
直貼りかーい(;▽;)
どうやら獣医師が3人居るようですね。
名前を呼ばれ、診察室に通されると
下っ端君が聞き取りをしてきたのですが。
駱駝のたどたどしい中国語では
容態を把握できず、困り果てる下っ端君><
こうして獣医泣かせの
日本人オバハンが持ち込んだ
衰弱した老猫の、手探り診察が始まりました(^^;)
そうそう、中国の獣医に出向く場合
診察台に何もひかないところが多いので
バスタオル持っていくと、重宝しますよー
シマシマさんは、
ヤバイ所に連れ込まれた事を察しながらも
逃げ出す余力はなく、されるがまま。
触診では悪いところが認められず
血液検査と、点滴治療を提案されました。
だよねー。
4日も食べていないし。
心配なので、点滴治療を快諾(´・ω・`)
帰ろうよ、と目で訴えるシマシマさんを諭す
さらに所見として、肩で息している状態で
くしゃみも多いし、なにより高齢すぎて心配なので
「通院ではなく、最低でも1晩は
入院させて、様子が診たい」と言われ、これを了承。
翌日まで様子をみて、2日目以降は
通いの治療をするか
入院させるかを判断する事になりました。
中国では、検査と治療は先払いです。
費用の明細と金額は
言葉NGでもPCの一覧表でバッチリ理解できました。
安琪尔宠物医院では、「当日分」以外に
数日間の治療が必要な場合は
押え金として1000元ほど先払いとなります。
初診で検査して入院となると1000元超えコース。
それにプラス押さえ金1000元。
この日のお支払いはこんなんでした。
慣れた手つきで、バリカンで毛を刈られ
検査用血液をとられ
準備がととのい、サクっと点滴開始
バスタオル、やっぱ持ってきて正解~
がんばれー∩`・◇・) ママがついてるぞー!
血液検査では(初診で衰弱状態なので)
かなり細かく成分を調べられましたが
悪い兆候は認められず・・・・
「病気ではなさそうなので、老衰かな?」と
私も同じように感じていたので
万が一、を覚悟(´・ω・`)
点滴室は、飼い主であれば
営業時間中、自由に出入りさせてくれます。
冷暖房も完備で、室内は23度くらいかな?
それから毎日、5時間ほど点滴して
少しづつ元気になり
点滴後も、様子をチェックに来た
獣医のお兄さんに抱っこして貰ったり
爪を切って貰ったりしながら過ごし
絶食から6日目の午後に
ついに「焼きかつお」をパクっ(≧∇≦)/
食べられるようになったので一安心ヾ(´▽`)ノ
病院が春節休みになる直前まで通院し
点滴針を外され↓自宅を満喫するシマシマさん
まだまだ量は少ないけど
食べられるようになって
本当に良かったです(^-^)
その翌日、春節を日本で過ごすために
中国を出国しました。
事情を判った上で預かってくださる
上海のペットショップ美育宠物沙龙さんに
シマシマを届けて飛行場へ。
その2日後。
点滴効果が切れたのか
「ご飯を食べてくれません」と連絡が・・・・(;ω;)
病院に連れて行ってもらったり(お店の方撮影)
ショップで点滴をしていただき(お店の方撮影)
なんとか食欲を取り戻した様子(お店の方撮影)
中国に戻って、再会できた時には
泣きそうでした。
「よく頑張ったねー(;▽;)」
家族全員で、シマシマの大切さを再認識。
美育の皆様、超絶忙しいときに
大変ご面倒をおかけしました。
そして、お世話、本当に
ありがとうございましたo(*゚▽゚*)o
家に連れ帰り後。
点滴に耐えた2週間の成果で
やっとーっ(;▽;)
いつもの食欲に戻ったシマシマさんは
モリモリ食べて、くつろいでいます❤
おかげさまで。
また乗り越えることが出来た感じですが
助けていただいた、小さな命を
これからも大切に育てていきますーヾ(´▽`)ノ
ありがとうございました。
シマシマさんにも一言。
もう少し一緒に居てくれるようで、嬉しいよ~❤
頑張ったね、ありがとう(;▽;)
最後に医師の情報----------------------
この病院の獣医さんのうち
一番年上の方と女医さんが
20年超えの猫を診察した経験がありました。
検査結果と触診などで、合理的に考え
治療法を提案してきますし、点滴の価格も
過去に通った病院より、やや低め設定。
コレだけでも
「えーっ@@10年以上の猫、初めて見た」
とか平気で口走る、チャイナあるあるな
ヤブ医者ではないと思えます。
(駱駝、新区某病院で遭遇)
通院中も、3匹の手術ワンコ&ニャンコが
元気に退院していきましたし
評判が良いのは、実力と考えてよさげでした。
でも、注意して欲しいのは。
日本と違って、オーナー出資の設備に
獣医が雇われてるケースが多いので・・・・・
獣医の看板を掲げているのに
人手が足らないとかで、助手経験のみの
なんちゃって獣医が治療してたり
(駱駝、新区某ペットショップ兼病院で遭遇)
獣医免許を持ってても
レントゲン写真看て、妊娠とメタボを間違えるとか
栄養剤まで売りつけ、カモるとか
(在蘇知人が、蘇州市某病院で遭遇)
術後、経過が芳しくなく
どうせ長くないという理由で治療を投げ出すとか
(知人が、上海市某病院で遭遇)
術前より傷が悪化するとか
(別知人が、園区某医院で遭遇)
そこそこの確立で。
あり得ない目に遭う可能性があるのが
中国の獣医事情です(--)
過信厳禁ですよー!
ヤバイ空気を察したら。
前払いしないで、別の病院へどうぞ。
まぢでっ(><)
■ブログ内記事
叶先生を探せ! ←2016年の治療
脱水症状で点滴三昧! ←2015年の治療