NEXで嗜む CHINON TELE WIDE GX 35mm/55mm ツインレンズもいける | 亀兵団斯く戦へり

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不惑を超えたおっさんが、家庭内憲兵隊長の目を盗んでカメラ機材を充実させる過程を綴る

前回の auto GX 35mm F4に引き続き、チノンのカメラです。

いつものリサイクル店で、2000円以下、20%オフのセールをやっていたのでついつい買ってしまいました。

入手したブツは電池蓋がなくなっていたので100円です。

このカメラは、レンズ収納状態の35mmと、レンズ繰り出しで1段だけゾーンフォーカスできる55mmのツインレンズ構成です。

こちらが55mm状態です。

こちらも例のレンズボード方式で改造できそうなのでやってみました。

早速、最中を割っていきます。

で、レンズボードを取り出します。

ひっくり返すとこのとおり。35mmだと、最後のレンズが横に引っ込み、55mmにすると、レンズ鏡筒が繰り出し、かつ、最後のレンズがその後ろにセットされます。この最後のレンズがテレコンレンズなんだと思われます。

35mm

また、このカメラ、フラッシュ用に絞りを1段だけ変えることができます。

今回のレンズボード式改造でも、この絞り機構をそのまま残すことが出来ました。

絞りは、レンズ右側のレバーで、操作できます。

35mm絞り小

例のマグネット式マウントアダプターにり付けるとこうなります。完全に変態です(笑)。

試写した結果は、こちら。

普通に写りますが、35mmはパンフォーカスといいながら、3mぐらいにピントが来るようです。

35mm

35mm

55mm

55mmでゾーンフォーカス 近距離側

35mm

アジサイ 55mmでゾーンフォーカス 近距離側

35mm

こうなると、ニコンやオリンパスのツインレンズカメラも改造できそうな気がしてきました。