先日の天王寺行ですが、近畿三十六不動尊1番の四天王寺→西国愛染十七霊場1番の愛染堂とお参りした後は、お不動さんの方の2番・清水寺にお参りです。
清水寺と言えば、ぱっと思い出すのは京都にある清水の舞台で有名な清水寺。
ほかにも、西国三十三所の25番札所である播州清水寺など、全国に多数あるようですが、ここ天王寺区の清水寺は中興の延海が本尊を京都の清水寺から迎えたり、以前の本堂も京都の清水寺を模して舞台造りだったりと、京都と関係はあるようです。
ただ、宗派としては和宗で、四天王寺の支院だそうです。
位置的には、大阪星光学院の南側。
愛染堂が星光の北側だったので、まずまずの近さです。
↓こちら、星光学院の南側の道に標識があり、この左の小径を進むと到着です。
ちなみに、右側の坂は清水坂というようです。
↓こちらがお寺の東側にある「山門」のはずですが、どうやら閉め切りみたいです。
この山門の左側に「通用門」があり、そちらから境内へ。
↓境内へ入ると、とりあえず墓地。
この墓地の先は崖状態になっており、
↓その先が舞台となっています。見晴らしが良いということになっていますが、ビルがいっぱい見えるだけなんでちょっと、、、
この付近が夕陽丘というのも、この辺りの坂から見える夕陽が美しいからその名が付いたようで、夕方だったらまた違うかもしれません。
そう言えば、司馬遼太郎の燃えよ剣で、土方歳三がお雪と逢った西昭庵も、夕陽がきれいだという描写があったように思うので、この辺りかなぁと思ったり。
↓舞台の端にある、平和の鐘。
そして、先ほどのお墓いっぱいのエリアから下におりてくると、
↓あちら、納経所・仮本堂。1階が納経所で、2階が仮本堂ということのようです。
本来の本堂は、老朽化などで撤去されたようで、現在は東側に新築中のようです。
↓こちら、納経所・仮本堂の奥にある玉出の滝。
お不動さんのお参りで来ている今回、ここ清水寺のお不動さんは滝のところにいらっしゃるので、ここは入らないといけません。
↓こちらが玉出の滝。大阪市内唯一の天然の滝だそうです。
この滝も、3筋の樋から流れており、京都清水寺の音羽の滝と似ていると思います。
↓滝の下に不動明王。
みんな仲良く元気に暮らせますように☆
ということで、納経所で御朱印を頂いたのでした。
清水寺では、写経は納経所の箱の中に入れるというスタイルでした。
これから、近畿三十六不動尊・西国愛染十七霊場を回っていこうかなというつもりですが、愛染霊場の方は、写経を納めるのが有料だったこととか、霊場の中に以前のお参りで嫌な思いをした西大寺があったりとか、ちょっとネガティブな要素があるのでコンプリート出来るか自信がないです。
ま、お不動さんメインでぼちぼちとお参りしていきます~