丸付き数字が尽きそうなのでここからは第2部として仕切り直し。作業内容も違いますけん。


まずはクランケの紹介。



中古で買ってまいりやした。塗装とかボロボロですが、今回はこれで正しい。というのも、今回の作業はボディの削り込み!ヽ(`Д´)ノだからなのです。


ポップRのチューニングで有名なのがゼルチューン。ボディを削って軽量化、浮力を稼ぐと共にカップ形状も変わって、君、なんか違うルアーになってない?ってヤツですな。これをクランクベイトでやってみたらどうなのよ?というのが今回の趣旨。いっそゴリゴリに削ってシェイプも変更したろうか?とも思っています。で、今回もお手本はファッツォーパイセンなのですが、ファッツォーの特徴としてプラスチックルアーにしては浮力が強いことと、ボディをよくよく観察してみるとお尻が細い、というのが挙げられます。このお尻形状もブリブリ泳ぐ要因なのではないか?と思ったので、その辺試してみようかなということなのですよ。


ボディを削って強度的に大丈夫なん?という心配もありますが、ポップR1.4mm厚を0.4mmまで削るそうですよ。それでもトーナメントの「実弾」になるのですから、ちょっとやそっとじゃ大丈夫なんじゃないかな?とはいえ、ちょっと怖いので、ボディ両サイドを中心に削り、上と下はあまり削らずフックアイを支えるフレームとしてしっかり仕事してもらおうとか思ってますよ。


では張り切って削りましょう!ヒャッ(゚∀゚)あ、いけね。身体測定してないよ!(゚Д゚これやらんと何がどんだけ変化したか分からんものな。いつも目分量でうまくいくとは限らんもんω`)


まずは体重。



フック無しリング無しで8.16g、だそうです。


幅は



エラブタっぽいモールドのすぐ後ろで計測して…1.97cm?くらい。削って1.9cm弱くらいまでってところでしょうか?


では心置きなくジャンジャンバリバリ削っていきますよ。今度こそヒャッ(゚∀゚)ハァァァ!


はい、まずは片面削りました。




アシュラ男爵状態。

削りの目標的に、ウロコとかエラブタとかのモールドが認識できなくなるまで、というのを目指しつつ、お尻をできるだけ細くなるよう整形。お尻が細くなっているのが分かりますでしょうか?


この反面削った状態での重さが



だそうですよ。大体0.5g?ここからもう半面削って1gの減量になれば作戦成功となるわけですが、果たしてどうでしょう?


ところで削ったことで内部構造が赤裸々となるわけですが



ガラスラトル?ポップXもどきのポッパーが適当な金属玉だったのに対してずいぶん気を遣った玉が入ってるもんだと感心。


ではもう反面削ってみるよ!ヒャッ(゚∀゚)ハァァァ!


はい、削った!ヽ(`Д´)



映えを考慮して#600から#1200までのペーパーで磨いたのち、コンパウンドでこしこししてあります。それなりにツヤは戻りましたがキレイな透明とまではいきませんな。


では体重測定。



Ohgod…1g減量達成!ヽ(`Д´)ノリップも削って磨き慣らしたので、もしかすっとホントにキレイに1g分削ったかもしれんぞ?(゚Д゚)


では初期状態と比べてみましょう。



えらくスリムになってると思うのですが、どうでしょう?


で、磨きながら思ったんだ。これ、ボディがスリムになるとピーナッツなんじゃないか?って。たぶん、100均ルアーをこんな大変な思いをして改造するよっかピーナッツ買ってきた方がいいんじゃないかないやいや、何を弱気な!100均ルアーを中古で買ってさらに無駄に時間と手間をかけるところが面白いんじゃないか!ヽ(`Д´)多分( ´△)


さて、近々泳がせてみますよ!これで出てくる結果次第では、シャロークランクのなんたるかが見えてくる気がします。