ルアー別の使い心地とか!ヽ(`Д´)


おっと、「その1」を読んでない方はこちらへどうぞ。



長いのでこのまま「その2」を読み進んでもOKです(<なんのための誘導だったのか)


まずは軽い方から。ポップRに代表される1/4oz7gクラスのポッパー、投げたのはこちら。




プライアルのファーストポッパー。なんだかこの子は写真写りがいいな。素直にポップRを投げればいいんだが、持ってくの忘れたんだ( ´△)


で、このクラスの重さは普通に投げられます。ただキャスト時のティップの曲がり感からしてこの辺りを下限とした方が良さそう、というか多分これより軽いのはベイトフィネスリールがあった方が良さそうなゾーン。軽いのを無理して投げようとするとバックラッシュしやすくなりますゆえ。


そして操作感は、イイです。ポッパーだと引き抵抗がある分ティップも入るので操作しやすく、同時にティップが入るからルアーが水面ですっ飛ぶということもない、やはり操作感はカーボンとは違います。ラインとの相性というのもあるんですが、それは後述。


そして重い方、公称5/8ozいっぱいの重さ、バスオレノ。




グラム表示で大体18g。これはどうかというと、キャストはまぁあれですよ、そりゃあもう気持ちよく飛んでいきます。そしてこの重さになると、カーボンの効いたところも曲げられるのかスパーンと直線的な飛び方をする感じ。


操作感は、まずバスオレノがダーターということで引き抵抗のあるルアーなので操作しにくいってことがあまりない(カーボンロッドで使ったこともありますが、特に困らなかった)のであまり参考にならん気がしますが、もちろん良好、そもそも感度云々ってロッドじゃないからそうそう操作で困ることは無いと思うんだけど。


で、バスオレノを投げて思ったんだ。このロッドは、バルサ50ファミリーを使うのを想定してないか?記憶ではクランクベイトの50は別として(確か28gほどだったと記憶してたんだが、調べてみたら22gだって!)トップウォーター系は14g前後だったと記憶。ざっと調べてみたところ、アンクルスミスが13g、ラージマウスで14g、スマートアレックで16g。ほぼ正解。スマートアレックは昔ホンモノを使ったことがあって、バルサの割によく飛んだのよ。で、話を戻して、このロッドの設定負荷重量ってちょうどいい感じじゃないですかい?実際、少し重めのバスオレノが気持ちよく扱えるし。


さて、せっかくならちょっと無茶もしてみたい、というか、トップウォーターロッドを自称して、これが使えなければモグリだな、の




オリザラこと、オリジナルザラスプーク。公称3/4ozと、ちょっと重量オーバー。でも経験上グラスロッドの上限っていい加減で、割と何とかなっちゃうので、いえてまえ!ヽ(`Д´)


キャストフィール以前に、キャスト前のティップ。重さに負けて少してろんと首を垂れてます。そしてこの感じ懐かしい(Д`) ロッドの負荷?ナニソレ?状態でなんでもなげていた、小学生の頃を思い出すスピンキャストで何でもかんでも投げていたあの頃(*´ω*)ポワワ


さてキャスト!当たり前ですが、ぶっ飛びます。それはそれは飛びます。テイクバックでズシっと来、フォワードスイングでグリップより相当に遅れてついてくるザラスプーク。28gのファントムをスピンキャストで投げた、あの夏を思い出します…(*´ω*)


そうそう、ここまで大事なことを書いてません。1/4ozのポッパーから3/4ozのペンシルまで、全てシングルハンド、片手で投げています。そもそもグリップが短くて両手では握りにくいのですが、その必要もなく、ザラも片手で投げられます。


組み合わせたリールとラインの話

テストは2回に分けておこないました。

1回目はアンバサダーSM1600C@右巻きにナイロン10lb


2回目はスピードスプールマッハ2@左巻き(実質ブラックマックス辺りと思ってください)PE17lb(1号相当)+ナイロン8lb


の組み合わせ。で、ワタクシ的には今後スピードスプールでいこう、と決定。まずやはり現代のロッドです、ロープロファイルのリールを組み合わせた握り具合が非常に良好。かつ、右手でロッド操作する左巻きが、ポッパーの首振りを繊細にコントロールできます。そして、ナイロンよりPEの方がグラスロッドの特性をより活かせると感じました。というのも、ナイロンはやはり巻きグセが付いてしまい、引いた時にボヨンボヨンしてルアーが無駄に動いてしまう。一方PEだとクセが付かない上にノビがないので、ロッドティップの柔らかいところで上手く力を溜めることができて、ポッパーやペンシルの首振りをコントロールしやすかったのです。そもそもワタクシは「グラスロッドにはPE」派なので、この組み合わせには何ら疑問も持ってないのですが。いいよー、グラスにPE(;´д)ハアハア(<変態がいるぞ!)

PEに問題がないわけではないのです。バックラッシュすると絶望的な気分になったり、糸が細すぎて巻き糸に食い込んだり。でもそれはとりあえずグラスロッドとは無関係なのでここでは横に置いておきます。

ちなみにスピードスプールを使って2フィンガーで投げてました。1フィンガーの人差し指をトリガーに掛けるスタイルだとリストが効きすぎるのかバックラッシュしやすかったです。

それから、リールの特性もあるのかもしれませんが、ナイロンだとオーバーヘッドがとても投げやすく、PEはサイドの方が投げやすかったです。この投げやすさとは、距離とバックラッシュの感覚的頻度が基なので完全なる主観ですが。というかここまでずっと主観なんですが!


というわけで、Fenwic Links 510Y-CLJを使ってみた感想ですが、どうです?使ってみたくなりましたか?総評としては「楽しいロッド」。だがオレはコイツを競技で使うんじゃグッヒッヒ


ところでこのロッド、通常版もあるんですが、当ブログのお買い物の記事にて

通常盤も出荷制限かかってる風なことを書きましたが、それはこの水色ブランクスの限定モデルのことで、通常版は普通に出荷されてるようです。失礼しましたm(_ _)m しかも



これ見て勘違いしちゃったんだけど、検索結果ではこう出るにも関わらず、リンク先を見に行ってもそれらしい記事がない。どういうこっちゃ?